トゥワ
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Twa | |
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伝統的な弓矢を持ったトゥワの男性 | |
総人口 | |
80,000人(2000年)[1] | |
居住地域 | |
ルワンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国東部、タンザニア、ウガンダ | |
言語 | |
ルワンダ語、ルンディ語、キガ語 | |
宗教 | |
7% キリスト教徒[2] | |
関連する民族 | |
ツチ、フツ |
トゥワ(Twa、バトゥワ:Batwa)は、中部アフリカ大湖沼地域最古の(主に欧米人から)「ピグミー」と呼ばれる狩猟採集民。ルワンダではフツ、ツチと同じルワンダ語 (Kinyarwanda) を使用。
歴史
フツ(バントゥー人)がこの地域に到達した時代にトゥワを支配下に置いた。ハム仮説系の歴史観ではツチをナイル系としてAD15世紀頃に到来しフツ、トゥワより優位になったとしてきたが遺伝学的に否定されている。以降数百年、トゥワはマイノリティーとして存在し、政治的に弱い立場におかれた。
フツ、ツチ間の対立・紛争(1994年ルワンダ虐殺)についての議論にもトゥワの存在は無視される傾向があるが[3]、ルワンダ内トゥワの約30%は紛争で殺害された[3]。
現状
トゥワは山林に居住する半遊牧・狩猟採集民族。農地開拓、森林伐採、開発計画、保護区の創設などによる自然破壊により、トゥワは移住を強いられたが、大部分のトゥワは所有地を持たず、貧困状態で生活。伝統的に先祖から受け継がれて来た土地は、政府から一度も認められたことは無く、居住地を失ったことへの賠償金も支払われたことは無い。
トゥワの子供たちの教育機会は少なく、ピグミーの歴史的偏見、差別、暴力、社会からの排除等は存在する[4][5]。
トゥワ支援団体
- Forest Peoples Programme - Moreton-in-Marsh, イングランド
- CAURWA (Communauté des Autochtones Rwandais) - キガリ
- African International Christian Ministry - ウガンダ、カバレ
- Dr. Scott and Carol Kellermann - ウガンダ、カヌング
関連項目
他の「ピグミー」
ピグミー文化研究者
脚註
- ^ Minorities Under Siege: Pygmies today in Africa IRIN In-Depth
- ^ Johnstone, Patrick, and Jason Mandryk. Operation World. Waynesboro, GA: Paternoster Lifestyle, 2001.
- ^ a b “Minorities Under Siege: Pygmies today in Africa”. UN Office for the Coordination of Humanitarian Affairs. (2006年). オリジナルの2006年12月1日時点におけるアーカイブ。 2006年12月11日閲覧。
- ^ Forest Peoples Programme
- ^ CAURWA (Communauté des Autochtones Rwandais).
外部リンク
- Pygmies of Central Africa with photos and ethnographic notes
- Batwa Pygmies of the Great Lakes Region, Minority Rights Group International, June 2000
- Twa Women, Twa Rights in the Great Lakes Region of Africa, Minority Rights Group International, November 2003
- BURUNDI: The Batwa quest for equality : Pygmies today in Africa IRIN In-Depth