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雲興郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
雲興郡
位置
各種表記
チョソングル: 운흥군
漢字: 雲興郡
日本語読み仮名: うんこうぐん
片仮名転写: ウヌン=グン
ローマ字転写 (MR): Unhŭng kun
統計
行政
国: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
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雲興郡(ウヌンぐん)は朝鮮民主主義人民共和国両江道に属する郡。

地理

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鴨緑江の支流が西北に向かって流れる地形である。

北に普天郡、西に恵山市、南に甲山郡と隣接する。東隣には白岩郡咸鏡南道端川市がある。白岩郡方面から恵山市方面に白頭山青年線が郡を横断している。

行政区画

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1邑・10労働者区・10里を管轄する。

  • 雲興邑(ウヌンウプ)
  • 南中労働者区(ナムジュンノドンジャグ)
  • 大徳労働者区(テドンノドンジャグ)
  • 大洞労働者区(テドンノドンジャグ)
  • 大五是川労働者区(テオシチョンノドンジャグ)
  • 大田坪労働者区(テジョンピョンノドンジャグ)
  • 嶺下労働者区(リョンハロドンジャグ)
  • 龍岩労働者区(リョンアムノドンジャグ)
  • 龍浦労働者区(リョンポロドンジャグ)
  • 生長労働者区(センジャンノドンジャグ)
  • 日建労働者区(イルコンノドンジャグ)
  • 大中里(テジュンニ)
  • 大下里(テハリ)
  • 東坪里(トンピョンニ)
  • 洞浦里(トンポリ)
  • 福安里(ポガンニ)
  • 上山里(サンサンニ)
  • 新中里(シンジュンニ)
  • 深浦里(シンポリ)
  • 潜雲里(チャムンニ)
  • 獐項里(チャンハンニ)

歴史

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植民地期は咸鏡南道甲山郡(そこから分かれた恵山郡)の一部(雲興面)であった。

年表

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この節の出典[1]

  • 1954年10月 - 咸鏡南道恵山郡福安里・獐項里・深浦里・鳳頭里・嶺下里・生長里・龍浦里・雲興里・洞浦里・長彦里・五是川里・雲寵里・盧中里・日建里・大下里・大中里・大上里・新長里・長安里・龍岩里・東坪里・大徳里・新中里・上山里をもって、両江道雲興郡を設置。(1邑24里)
    • 雲興里が雲興邑に昇格。
    • 日建里の一部が盧中里に編入。
    • 龍岩里の一部が分立し、新田里が発足。
  • 1954年末 - 嶺下里が白岩郡に編入。(1邑23里)
  • 1958年 - 生長里が生長労働者区に昇格。(1邑1労働者区22里)
  • 1961年3月 (1邑3労働者区15里)
    • 五是川里・盧中里・雲寵里・新長里・長安里が恵山市に編入。
    • 白岩郡嶺下里を編入。
    • 大上里の一部が分立し、大田坪里が発足。
    • 大上里の残部が大中里に編入。
    • 新田里・龍岩里が合併し、龍岩労働者区が発足。
    • 日建里が日建労働者区に昇格。
  • 1961年12月 (1邑3労働者区15里)
    • 雲興邑が大五是川里に降格。
    • 鳳頭里および洞浦里の一部が合併し、雲興邑が発足。
  • 1967年 (1邑5労働者区14里)
    • 生長労働者区の一部が分立し、南中労働者区が発足。
    • 嶺下里が嶺下労働者区に昇格。
  • 1973年 - 新中里の一部が甲山郡五一里と合併し、五一労働者区が発足。(1邑6労働者区14里)
  • 1981年 (1邑7労働者区13里)
    • 大五是川里が大五是川労働者区に昇格。
    • 五一労働者区の一部が分立し、大洞労働者区が発足。
    • 五一労働者区の残部が甲山郡に編入。
  • 1982年 - 長彦里が潜雲里に改称。(1邑7労働者区13里)
  • 1983年 (1邑10労働者区10里)
    • 大徳里が大徳労働者区に昇格。
    • 龍浦里が龍浦労働者区に昇格。
    • 大田坪里が大田坪労働者区に昇格。

交通

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脚注

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外部リンク

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