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長沼昭夫

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長沼 昭夫(ながぬま あきお、1947年10月11日 - )は、日本実業家きのとや創業者[1]代表取締役会長、北海道菓子協会理事長、スイーツ王国さっぽろ推進協議会会長[1]

人物・経歴

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北海道生まれ[1]北海道札幌西高等学校[2]、1972年に北海道大学水産学部卒業[1][3]

大学卒業後は父の夢を継ぎ、新冠町農業に従事したが、上手くいかずに撤退する[1]。1976年北海道ダイエー入社[1]。1981年に退社後、義父の要望で札幌市白石区ケーキ屋喫茶店を開業[1]。品質重視の商品作りや宅配サービスなどの独自のアイデアで経営を軌道に載せる[1]。1983年きのとやを創業[1]。1985年きのとや代表取締役社長[1]。2003年札幌洋菓子協会会長。2005年スイーツ王国さっぽろ推進協議会会長[1]。2010年北海道洋菓子協会会長。2011年日本洋菓子協会連合会常務理事[4]

2015年きのとや代表取締役会長。北海道菓子協会理事長[5]札幌商工会議所常議員[6] なども務めた。

2006年に母校北大と提携し、同大学認定ミルククッキー「札幌農学校」を開発・発売[1]。ヒット商品となり、内外の菓子コンクールでも数多く受賞[1]。同商品の売上から毎年約1000万円を母校に寄付している[1]。さらに2017年には給付型奨学金「きのとや奨学金」を設立。名和豊春北海道大学総長から感謝状を授与された[3]

長男はBAKE創業者の長沼真太郎[7]

テレビ出演

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著書

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  • 『[きのとや]の挑戦 長沼昭夫の菓子づくり人生』(2022年7月25日、亜璃西社)ISBN 9784906740529

脚注

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先代
(設立)
きのとや社長
初代:1983年 - 2015年
次代
佐藤誠