轟沈 (曲)

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轟沈(ごうちん)は、伊藤久男の歌う「海底万里」とのカップリングで1944年昭和19年)4月10日日蓄レコードから発売された軍歌戦時歌謡。旧レコード番号1008553。歌詞は全4番。

作詞は米山忠雄、作曲は江口夜詩、編曲は仁木他喜雄。歌は楠木繁夫。1944年(昭和19年)9月に公開された記録映画『轟沈』の主題歌で、作詞の米山忠雄は海軍の嘱託職員。作曲の江口は、従軍取材を元に曲を書き上げた。当初は『魚雷を抱いて』という題名であったが、発売直前に映画の題名に合わせて変更となった。歌声から、2番と4番の斉唱部の声は三原純子だと推測される。

1944年(昭和19年)8月時点でのレコードの販売枚数は8万1000枚[1]

轟沈」という言葉は、マレー沖海戦で、日本海軍戦艦プリンス・オブ・ウェールズ」と巡洋戦艦レパルス」を撃沈した時大本営発表から使われ、以後、馴染まれて使われていた名詞である。潜水艦乗りの生活を歌った肩の凝らない歌詞と、ユーモラスなメロディで広く国民に愛唱された。

脚注[編集]

  1. ^ 『音楽文化』昭和19年11月号(倉田喜弘『日本レコード文化史』東京書籍(東書選書 124)、1992年、216・218頁。ISBN 4-487-72224-1)。