赤川河川緑地
赤川河川緑地 | |
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分類 | 親水公園、運動公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯38度43分21.4秒 東経139度51分2.4秒 / 北緯38.722611度 東経139.850667度座標: 北緯38度43分21.4秒 東経139度51分2.4秒 / 北緯38.722611度 東経139.850667度 |
設備・遊具 | グラウンド、自由広場など |
駐車場 | あり[1] |
赤川河川緑地(あかがわかせんりょくち)は、山形県鶴岡市にある河川敷。赤川河川緑地公園として整備されている。
概要
[編集]鶴岡市を流れる赤川の河川敷に整備された。赤川に架かる羽黒橋から三川橋までの区間に整備され、並行する国道112号沿いに位置する。市街地に位置し、JR羽越本線鶴岡駅から車で5分の立地である。園内には約300本の桜並木が1.5kmに渡って存在し、春は桜を楽しむことができる。いも煮広場もあり、秋には芋煮会をすることも可能[2][1][3]。グランドや多目的広場も整備され、サッカーや野球といったスポーツを行うことも可能。これらを整備するための高水敷の整正や親水公園としての役目を果たすために階段護岸の設置などが施されている[4]。
赤川花火大会
[編集]赤川花火大会 AKAGAWA FIREWORKS | |
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概要 | |
開催時期 | 8月中旬 |
会場・場所 | 赤川河畔(赤川河川緑地(羽黒橋 - 三川橋)) |
打ち上げ数 | 約12,000[5]発 |
主催 | 赤川花火大会実行委員会 |
運営 | 赤川花火大会実行委員会 事務局 |
人出 | 30万人[6]人(年) |
最寄駅 | 鶴岡駅 |
直通バス | あり(臨時) |
外部リンク | 赤川花火大会 |
赤川河川緑地で行われる催しとして赤川花火大会がある。毎年8月中旬に行われる。2014年にYahoo花火が選定した日本の花火100選でベスト10入りも果たしている。
1991年に鶴岡青年会議所が中心となって開催されたのが始まりである[6]。花火の打ち上げ場所は全長2kmに渡り、花火の上空幅は1,000mに及ぶ。この会場の広さを生かした打ち上げ花火は全国でも珍しい花火大会とされている[7]。
第1回は東北花火競技会として開催したが、第2回以降はつながりもあった秋田県の大曲青年会議所のアドバイスを受け、全国デザイン花火競技大会として開催している[8]。
花火大会の際は公園の駐車場は使用不可となるので、交通機関を利用するかシャトルバスの利用となる。
第29回大会は2019年8月17日に行われ、約1万2000発の花火が打ち上げられた[9]。
新型コロナウイルス感染拡大による影響
[編集]2020年8月15日の第30回大会は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い翌年以降へ延期[10]。2021年は新型コロナウイルス感染症の収束を願い、「赤川花火プレゼンツ2021」と題し7月23日から8月21日の期間に毎日約30発の花火を赤川河川敷に打ち上げた[11]。
2022年8月20日、3年ぶりに観客席を設け開催。これまで例年行われていたデザイン花火競技会は見合わせとなったが、旧庄内藩主酒井家の入部400年記念や、テレビアニメ『東京卍リベンジャーズ』とのコラボ企画の花火などが披露された[12]。
脚注
[編集]- ^ a b “山形県おでかけらくらく情報”. 山形県おでかけらくらく情報. 2019年4月24日閲覧。
- ^ “赤川土手 羽黒橋-三川橋|庄内ロケ地データベース”. 庄内ロケ地データベース. 2019年4月24日閲覧。
- ^ “赤川河川緑地|庄内コンシェルジュ”. 庄内コンシェルジュ. 2019年4月24日閲覧。
- ^ “赤川河川緑地公園”. 2019年4月24日閲覧。
- ^ “赤川花火大会”. 山形県鶴岡市観光連盟. 2019年4月24日閲覧。
- ^ a b “【新宿・東京発】赤川花火大会バスツアー 2018|クラブゲッツ”. クラブゲッツ. 2019年4月24日閲覧。
- ^ “赤川花火大会:やまがたへの旅/山形県観光情報ポータルサイト”. やまがたへの旅/山形県観光情報ポータルサイト. 2019年4月24日閲覧。
- ^ 渡部芳幸『花火マニアも涙する『赤川花火』はなぜそこまで心を奪われるのか?インタビュー第2回』(インタビュアー:林信行)、株式会社イープラス、2019年6月21日 。2021年7月24日閲覧。
- ^ “鮮やか、夜空染め-赤川花火大会”. 山形新聞. (2019年8月17日)
- ^ “「第30回赤川花火記念大会」開催延期について”. 赤川花火大会 (2020年4月26日). 2020年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。
- ^ “赤川花火スタート 鶴岡”. 山形新聞 (株式会社山形新聞社). (2021年7月23日) 2021年7月24日閲覧。
- ^ “夜空を彩る1万発 鶴岡・赤川花火プレゼンツ2022”. 山形新聞 (株式会社山形新聞社). (2022年8月20日) 2022年8月23日閲覧。