豊明市立双峰小学校

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豊明市立双峰小学校
地図北緯35度04分07.0秒 東経137度00分27.8秒 / 北緯35.068611度 東経137.007722度 / 35.068611; 137.007722座標: 北緯35度04分07.0秒 東経137度00分27.8秒 / 北緯35.068611度 東経137.007722度 / 35.068611; 137.007722
国公私立の別 公立学校
設置者 豊明市
設立年月日 1971年
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B123210008032 ウィキデータを編集
所在地 470-1131
愛知県豊明市二村台7丁目3
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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豊明市立双峰小学校(とよあけしりつ そうほうしょうがっこう)は、愛知県豊明市二村台7丁目3にある小学校。教育目標は「思いやりがあり けじめのある たくましい双峰っ子」[1]。学校の裏手には標高71.8メートルの二村山がある[1]

双峰小学校と豊明市立唐竹小学校を統合し、2021年(令和3年)4月には新たに豊明市立二村台小学校が開校した。

歴史[編集]

年表[編集]

  • 1971年(昭和46年)9月1日 - 豊明団地豊明市立双峰小学校が開校。
  • 1976年(昭和51年)4月1日 - 双峰小学校から豊明市立唐竹小学校が分離独立。
  • 2021年(令和3年)4月1日 - 双峰小学校と唐竹小学校を統合し、新たに豊明市立二村台小学校が開校。

沿革[編集]

豊明団地日本住宅公団(現・UR都市機構)が高度経済成長期の昭和40年代に造成した住宅団地である[2]。豊明団地への入居開始に合わせて、1971年(昭和46年)4月1日に豊明市立双峰小学校が開校した[1]。1972年(昭和47年)7月には北館東半棟とプールが竣工し、1973年(昭和48年)5月には運動場が竣工し、1974年(昭和49年)3月には北館2階・3階と本館東半棟が竣工し、1975年(昭和50年)3月には本館西半棟と体育館が竣工した[1]。開校初年度の児童数は73人だったが、豊明団地への入居が増加した1970年代半ばには、児童数が1,000人を超えた。1976年(昭和51年)4月1日には二村台1丁目から3丁目を分離して、豊明市立唐竹小学校が独立開校している[1]。1979年(昭和54年)3月には南館が竣工した[1]

1981年度(昭和56年度)と1982年度(昭和57年度)が児童数のピークであり、28学級で1100人を超えた[1]。豊明団地の住民の高齢化により、児童数は緩やかに減少。1987年度(昭和62年度)は20学級710人であり、うち70%が豊明団地に居住する児童だった[1]。2001年度(平成13年度)には300人を下回った[3]。空き教室が増えたことから、1998年(平成10年)からは南館1階が地域学習施設に、1999年(平成11年)からは南館2階が二村児童館分室に転用されている[3]

2017年度(平成29年度)の児童数は251人だった[3]。2018年(平成30年)時点で豊明団地には4,529人が居住しており、高齢化率は約25%だった。近年には多数の外国人が豊明団地に移り住んでおり、外国人比率も約25%の高さだった。約50人の外国人児童がいるため、2018年度(平成30年度)の双峰小学校にはポルトガル語通訳2人とタガログ語通訳1人がいる。地元のNPO団体や愛知教育大学も外国人児童の日本語指導に協力している。

双峰小学校と唐竹小学校が統合され、2021年(令和3年)4月には豊明市立二村台小学校が開校した。校地は双峰小学校の校地を用いている。

児童数の変遷[編集]

『愛知県小中学校誌』(2018年)によると、児童数の変遷は以下の通りである[3]

1971年(昭和46年) 73人
1977年(昭和52年) 874人
1987年(昭和62年) 727人
1997年(平成9年) 381人
2007年(平成19年) 293人
2017年(平成29年) 251人

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 豊明市教育委員会 1987, p. 16-17.
  2. ^ 豊明団地 UR都市機構
  3. ^ a b c d 愛知県小中学校長会 2018, p. 422.

参考文献[編集]

  • 愛知県小中学校長会『新学制実施七十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校長会、2018年
  • 豊明市教育委員会『昭和62年度 豊明市の教育』豊明市教育委員会、1987年

関連項目[編集]

外部リンク[編集]