表札

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

表札(ひょうさつ、英語:Nameplate)は、居住者の姓や名を記して、玄関などに掲げて示す札。

日本[編集]

日本では郵便配達の際の便宜などから居宅には表札が掲出されていることが多い[1]

日本では、近代郵便制度は明治時代中頃からはじまる。しかし、居住者の転居はほとんどなく、庶民にはほぼ無関係であった。本格的普及がはじまったのは、大正時代関東大震災以降とされている。日本の郵便制度では郵便物は単に「住所」にではなく宛名の「個人」に対して配達する義務を負うものとして整備されたという指摘がある[1]

住宅地図メーカーのゼンリンなどでは、この表札や郵便ポストに記載された人名を、公開情報として記載している。

職業資格を証明するための表札も存在する(日本赤十字社特別社員食品衛生責任者アマチュア無線技士など)。

イギリス[編集]

イギリスでは個人の居宅に表札を掲げることは一般的ではない[1]。郵便配達人は指定された宛先に記載された「住所」に対して配達する義務を負っていると考えられており、住所が一致していれば過去に住んでいた住人宛の郵便物など実際の居住者とは無関係に届くことも多い[1]

材質[編集]

食堂、浴室などのアクリル製サインプレート

脚注[編集]

  1. ^ a b c d ヘンリー・F.マクブライト『日本再見録―ヘンリー君の現代日本ウォッチング!』PHP研究所、2002年

関連項目[編集]