藤岡常彦

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藤岡 常彦(ふじおか つねひこ、1850年嘉永3年8月[1][2]) - 1919年大正8年)8月18日[2])は、日本の政治家衆議院議員(2期)。

経歴[編集]

肥後国上益城郡朝日村(のち熊本県上益城郡清和村、現・山都町)生まれ[1]。農業を営む[2]庄屋代役、庄屋、里正試補、戸長熊本県会議員、上益城、下益城郡書記、鹿本郡長となる[3]

1895年12月、紫垣伴三の退職による補欠選挙で熊本4区から立候補して初当選した。続く1898年3月の第5回衆議院議員総選挙では国民協会から立候補して再選した[4]。衆議院議員を2期務め、同年8月の第6回衆議院議員総選挙は不出馬。1919年に死去した。

脚注[編集]

  1. ^ a b 衆議院 編『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年、390頁。NDLJP:1278238 
  2. ^ a b c 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』553頁。
  3. ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』554頁。
  4. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』29頁。

参考文献[編集]

  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。