紫垣伴三
紫垣 伴三（しがき ばんぞう、1841年（天保12年11月[1][2][3][4]） - 1912年（明治45年）6月12日[1][2][3][4]）は、明治時代の政治家。衆議院議員。貴族院多額納税者議員。熊本県下益城郡守富村長。
経歴[編集]
肥後国下益城郡、のちの熊本県下益城郡守富村（富合村、富合町を経て現熊本市南区）に生まれる[1]。1887年（明治20年）以降、下益城郡所得税調査委員、守富村会議員、同村長、熊本県会議員、同常置委員を歴任した[2]。
1894年（明治27年）9月の第4回衆議院議員総選挙では熊本県第4区から国民協会所属で出馬し当選[3]。衆議院議員を1期務めた[3]。
その後、1895年（明治28年）11月には熊本県多額納税者として貴族院議員に互選され、同年11月8日[5]から1897年（明治30年）9月28日まで務めた[2]。
親族[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c 衆議院事務局 1940, 217頁.
- ^ a b c d 衆議院、参議院 1960, 196頁.
- ^ a b c d 衆議院、参議院 1962, 232頁.
- ^ a b 日外アソシエーツ 2003, 295頁.
- ^ 『貴族院要覧（丙）』昭和21年12月増訂、6頁。
- ^ 人事興信所 1928, シ8頁.
参考文献[編集]
- 人事興信所 編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 衆議院事務局 編『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
- 『貴族院要覧（丙）』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年。
- 日外アソシエーツ 編『政治家人名事典 明治～昭和』日外アソシエーツ、2003年。ISBN 4816918051。