舎密開宗

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舎密開宗
著者 宇田川榕菴
発行日 1847年
日本の旗 日本
言語 日本語
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舎密開宗 (せいみかいそう)は、日本で最初に化学を紹介した書物で、1838年1846年にかけて蘭学者宇田川榕菴が海外から手に入れた何冊もの書物を翻訳し、実際に実験などを繰り返し検証と考察を加え発行した。内編18巻、外編3巻からなる。

舎密開宗を含む杏雨書屋(武田科学振興財団)の宇田川榕菴関連収蔵品は、社団法人日本化学会が認定する化学遺産の『第001号』であり、この書物を編集する際に宇田川榕菴が使用した早稲田大学収蔵品も『第029号』化学遺産に認定されている[1]

タイトル[編集]

舎密』は、オランダ語で化学を意味する Chemie の音訳で、『開宗』は根源への道を開くという意味である[2]

内容[編集]

『舎密開宗』の化学実験図。水素ガス実験図
『舎密開宗』のボルタ電池解説図
内編(18巻)
外編(3巻)

元となった資料[編集]

原著

舎密開宗の原著はイギリスの化学者ウィリアム・ヘンリーが1799年に出版した『 Elements of Experimental Chemistry』のドイツ語訳したものを、さらにオランダ語訳したものである。

正確には、J・B・トロムスドルフドイツ語版ドイツ語に翻訳、増補した 『Chemie für Dilettanten』 から、 さらにオランダの Adolf IJpeij がオランダ語に翻訳、増補した『Leidraad der Chemie voor Beginnennde Liefhebbers, 1803』(『依氏舎密』)を翻訳している。


使用参考資料

上記の原著を骨格に、24種類以上の西洋の化学書を参考として使用している[3]

  • Sijstematisch handboek der beschouwende en werkdaadig Scheikunde(『依氏広義』)- 著:イベイ(Adolf Ijpeij)
  • Leerboek der Scheikunde(『蘇氏舎密』)- 著:スモーレンブルグ(F. van Catz. Smallenburg)
  • Beschouwende en Werkende Chemie - 著:カステレイン(P.J. Kastelein)

参考資料[編集]

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  1. ^ 化学遺産- (公益社団法人日本化学会)
  2. ^ 化学と教育 vol.37 No,5 p462-466 発行日:1989-10-20 出版:社団法人日本化学会、著:林 良重
  3. ^ 杏雨書屋資料「舎密書」と『舎密開宗』弘前大学教育学部紀要 第99号:63~74(2008年3月)  著:東 徹

関連項目[編集]

外部リンク[編集]