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肩甲下筋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
肩甲下筋
Deep muscles of the chest and front of the arm, with the boundaries of the axilla.
(図中のSUBSCAPULARIS)
ラテン語 musculus subscapularis
英語 Subscapularis muscle
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
肩甲下窩・肩甲骨肋骨面
上腕骨小結節・小結節稜
肩甲下神経(C5、C6)
作用 の内旋
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肩甲下筋(けんこうかきん、英語: subscapularis muscle)は、上肢帯の筋である。肩甲骨の肩甲下窩・肩甲骨肋骨面から起始し、筋束は三角形に集まって外方へ向かい、肩関節の前を出て上腕骨小結節・小結節稜に停止する。作用は、肩関節の内旋・水平屈曲。多少内転する。神経は、肩甲下神経C5・C6。

棘上筋棘下筋小円筋と共に回旋筋腱板(ローテーターカフ)を形成している。

参考文献

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この記事にはパブリックドメインであるグレイ解剖学第20版(1918年)440ページ本文が含まれています。

関連項目

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