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網戸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
網戸にとまるニホンヤモリ

網戸(あみど、: Screen door)とは、建物換気通風を保ちながら、などの室内への侵入を防ぐために(防虫網)を張った建具[1]。外部建具の一種である[2]のほかに取り付けるものも「網戸」と称されている[1]

概要

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網戸はサッシの室外側に組み込んで用いられる。かつて、日本の住宅等は木造で、窓枠も製で隙間が多かったため、網戸で虫の侵入を防ごうという発想はなく、就寝時には虫除けのため蚊帳が使用されていた。昭和の後期に、加工が容易で気密なアルミニウム合金製のサッシが住宅にも普及してきた結果、網戸の使用が一般化した。

網戸用の網として、耐久性が高いステンレス鋼が使用された例もあるが、現在、日本国内の網戸用の網の大半は耐候性ポリプロピレンを材質としており、網を張る枠にはたいていアルミサッシが用いられている。

網戸に張る網は、網目の細かさや色により、多くの種類がある[3]。網目の細かさは一般的に20メッシュから30メッシュが用いられ、数字が大きいほど目は細かい[3]。網目は細かいほど虫の侵入を防ぐ効果は高まるが、外の景色は見えずらく風通しも悪くなる[3]。機能性ではペットの引っ掻きにも破れないペット用や虫が寄ってこない性質のネット、花粉粉塵なども防ぐフィルター性の高い網戸など様々な特徴を持った網戸が販売されている。

網の色はグレーやブルーが一般的だが黒のものもある[3]。黒の網はグレーよりも外の景色が見やすくなる反面、屋外からも室内の様子が見えやすくなってしまう欠点がある[3]。そのため屋外側を銀色、室内側を黒色とした網もあり、屋外側の銀色によって光を反射することで外から中の様子を見えにくくしている[3]

網戸を止めるゴムは2.8mmから6.8mmまで数種があり、細すぎると緩みやすいが、太すぎると溝に入らず固定できなくなる[3]

網戸の劣化が進行すると穴があいて虫が入りやすくなる[2]。穴が小さい場合には網をパッチワーク状に補修することもできるが、破れが大きくなった場合に張り替えが必要となる[2]

アルミサッシ式網戸の張り替え

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網や固定用の押さえゴムは日光や風雨に常に晒されることで劣化するため、4~5年ごとに張り替えが必要となる。道具はホームセンターなどで用意できる。張り替え費用は道具を含めて1枚1,000円強で[4]、見栄えさえ気にしなければ素人でも簡単にできる。

準備するもの

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  • 新しい網
  • 網戸押さえゴム:使われている網戸のゴムを取り外し、切れ端を持って同じ太さのものを買い求めることが無難。長さは、網戸の縁の溝の全長以上のものを用意すること。
  • ゴム押さえローラー
  • 網押さえクリップ(数個)
  • カッターナイフ

手順

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  • 古い網戸の網を外す。網は、縁の溝にゴムを押し込むことで固定されており、ゴムを外すと網は簡単に外れる。
  • 新しい網をサッシの格子に合わせて広げる。この際、大型のクリップで網とサッシを挟み込むと作業は容易になる。
  • 網のから溝にゴムを押し当て、ローラーで確実に埋め込んでいく。
  • 溝からはみ出た部分は、カッターナイフで除去する。

出典

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  1. 1 2 意匠分類定義カード(L4) (PDF) 特許庁
  2. 1 2 3 外部建具《サッシ・網戸》 住宅産業協議会 2026年2月23日閲覧。
  3. 1 2 3 4 5 6 7 堀洋一郎「2 網戸のお手入れ」川崎南法人会だより 2026年2月23日閲覧。
  4. 【家事】網戸張り替え4-5年ごとに『読売新聞』朝刊 2020年7月24日

関連項目

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