科学ドラマ大賞

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科学ドラマ大賞(かがくドラマたいしょう)は、小中学生を視聴対象としたドラマ形式の映像コンテンツのシナリオ、ストーリーを募集する独立行政法人科学技術振興機構が主催したコンテスト。2009年から2013年までの5年間、毎年実施された。(2015年度現在、応募休止中)

概要[編集]

主に小中学生が将来、科学技術関係の進路、職業を目指すきっかけとなるような、判りやすさや親しみやすさを持つストーリーを募集する目的で設置されたコンテストだったが、一方で募集対象者をプロ、アマチュアを問わず間口を広げることで科学技術に関心の薄いライターにも興味を持って取り組んで貰い、将来、科学をテーマにした映像作品をより多く世に送り出して貰う狙いもあった。

受賞作品(シナリオ部門)[編集]

年度 審査委員長 大賞作品 映像化
1 2009 内館牧子 阿藤圭子「フロンティア」 (映像化されず)
2 2010 山本むつみ 竹中あい「ピンクの希望」 しあわせ色の花火』(BS TBS)
3 2011 市川森一 本門かおる「さよならゴースト」 さよならゴースト』(BS日テレ)
4 2012 ジェームス三木 麻生りりこ「未来ハ続クヨドコマデモ」 『ママはロボット~未来ハ続クヨドコマデモ~』(BSフジ)
5 2013 柏原寛司 中尾克久「青春フレミング」 『青春フレミング』(BSフジ)