神野阿弥陀堂

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神野阿弥陀堂


神野阿弥陀堂(2020年9月)

地図
所在地 和歌山県伊都郡かつらぎ町東谷
位置 北緯34度20分57.1秒 東経135度29分29.3秒 / 北緯34.349194度 東経135.491472度 / 34.349194; 135.491472座標: 北緯34度20分57.1秒 東経135度29分29.3秒 / 北緯34.349194度 東経135.491472度 / 34.349194; 135.491472
創建年 貞享3年(1686年
文化財 登録有形文化財
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神野阿弥陀堂(こうのあみだどう)は、和歌山県伊都郡かつらぎ町にある阿弥陀堂。国の登録有形文化財となっている。

概要[編集]

かつらぎ町北西部、「串柿の里」として知られる神野地区にあり、日本遺産「『葛城修験』―里人とともに守り伝える修験道はじまりの地」の構成文化財の一つとなっている。1686年貞享3年)創建、1992年 (平成4年) 改修。木造平屋建、茅葺き、建築面積109m2。堂内にはかつて訪れた修験者たちによる墨書が残存し、阿弥陀如来四天王等の仏像が安置され、曼荼羅法具等も収納されている。葛城修験において山中で修業をしつつ、本堂で里人と交流し、地域住民と茶を酌み交わしたと伝わる[1]2019年 (令和元年) 12月5日、国の登録有形文化財となった[2]

的場家住宅[編集]

当堂と同じ神野地区にある的場家住宅は主屋が1805年 (文化2年)建築、2006年 (平成18年) 改修。木造平屋建、茅葺き、建築面積103m2。「造形の規範となっているもの」という基準を満たし、離れ(大正後期建築)、土蔵 (昭和31年建築、木造平屋建、瓦葺、建築面積52m2) とともに当堂と同日に登録有形文化財となった[2]

現地情報[編集]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]