石井清登

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石井 清登(いしい きよと)は、日本ミュージシャンギタリスト作詞作曲家。元柳ジョージ&レイニーウッドのメンバー。広島県出身。

略歴[編集]

崇徳高校の同級生・上綱克彦らと広島を拠点にバンド活動していた1975年、広島にギタークリニックに来た柳ジョージセッション後上京、柳ジョージ&レイニーウッドの結成にギタリストとして参加した。さらに3年の下積み後1978年、「雨に泣いてる」が大ヒット、アルバムも大ヒットしてトップバンドに躍り出た。R&Bをベースにした骨太なサウンドは高い人気と評価を得た。1979年の4thアルバム『RAINY WOOD AVENUE』はオリコンアルバムチャートで初登場1位を獲得した。柳の稀代のボーカルもさる事ながら、柳を含めた上綱、石井らのソングライティングが優れており高い音楽性を保った。同バンドの代表曲「さらばミシシッピー」、「FENCEの向こうのアメリカ」、「同じ時代に」などは石井作品となる。1981年暮れの日本武道館コンサートで解散した。

バンド解散後、上綱らと「THE WOOD」として、柳に代わるボーカリストを補充し活動を続け2枚のアルバムを出したがその後解散。近年ファンが開設したホームページを機に「柳ジョージ&レイニーウッド」としての再結成を熱望する声が高まり、2005年4月に1日だけオリジンナルメンバーでの復活ライブが横浜で行われた。その後柳ジョージを除くレイニーウッドで再び活動をしている。

脚注[編集]

参考文献[編集]