田村純一

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田村 純一(たむら じゅんいち、6月28日 - )は、日本ゲームクリエイター小説家ライトノベル作家)。レッド・エンタテインメントなどに所属。

来歴[編集]

純愛シミュレーションゲーム『みつめてナイト』の脚本・ディレクションで注目を受けた。デビュー作は『熱血大陸バーニングヒーローズ』(1995年・エニックス)。

KCETディレクターの高野泰と共に、『みつめてナイト』の取材で雑誌などのメディア露出は多かったが[1]、本人についての情報は極めて少ない。『みつめてナイト』製作時にはレッド・カンパニー(現レッド・エンタテインメント)に所属し、それ以前に他社製作の作品の脚本を数本担当していた。また、『みつめてナイト』キャラクターデザイン竹浪秀行は古くから同じ作品に関わる事が多かった。

天知未来がいる街』シリーズ以降は、同じくレッド・エンタテインメント所属の竜月イラストを担当する事が多くなった。

2006年の『サクラ大戦物語 ~ミステリアス巴里~』の脚本を最後に足取りは途絶えている。

作風・評価[編集]

現実的でダークな世界の中で、夢や希望を追い求めるキャラクター達の群像劇を得意としている。

オリジナル作品では、物語の舞台となる世界観の設定に緻密な計算がされており、特に『みつめてナイト』の本編、ウィークリートピックス、用語集などを通して語られる世界観(箱庭世界)は、他に類似の作品を見つけるのが困難なほど完成度の高いものであった。 また、エゴイズムを人間の普遍的な性質として捉え、テーマとするといったような少々変わった作風も特徴である。 一緒に製作に関わったゲーム業界のクリエイターを含め、作風を高く評価する者は多い。

その反面、元来の毒の強い描写は拒否感を持たれる事が多かったのも事実である。 特に、他のライターが書いた既存のゲームシリーズの脚本を代行した場合にその傾向は顕著であり、批判に晒される事も多かった。

作品リスト[編集]

ゲーム[編集]

ドラマCD[編集]

  • TWINBEE PARADISE '99 脚本[4]
  • ドラマCD・みつめてナイト(全4巻) 脚本・構成・イメージソング作詞(各巻2曲)[5]
    • 第1巻 入国 ~ENTRANCE~
    • 第2巻 真実 ~TRUTH~
    • 第3巻 復讐 ~REVENGE~
    • 第4巻 時限 ~LIMIT~

音楽CD[編集]

  • みつめて/四月になる頃に (1曲作詞[6](全2曲)[5][7]
  • みつめてナイト ヴォーカライズ (5曲作詞(全8曲)[7]+幕間ミニドラマ4本の脚本)[5]
  • SOPHIA(ソフィア) (10曲作詞[8](全11曲)[7]+ライナーノーツ執筆)[5]

ラジオ[編集]

ライトノベル[編集]

(田村純一&レッド・エンタテインメント(未来1巻のみレッド・カンパニー)名義、イラスト:竜月

連載コラム[編集]

  • Blue~僕がBlueと出会うまで~ (連載コラム)執筆[10]

WEB小説[編集]

  • Giga~DollHunt~ レッド・エンタテインメントの公式サイトに掲載していた竹浪秀行作画の漫画原作(未発表、未完)
  • 沈没船の人々 個人サイトで連載していた小説(未完)

※リストのほとんど(2000年以前の作品)は閉鎖した個人サイトの仕事リストのログから引用[11]

脚注[編集]

  1. ^ 『みつめてナイトキャラクター&ワールドガイド』開発者インタビュー、『同・公式ガイド』裏話、電撃G'sマガジン「おしえてナイト」コーナー、「電撃PlayStation」裏話執筆および冬馬・ライズ座談会企画司会、「週刊ファミ通」、「TECH PlayStation」、「ガールズフリーク」、「アニメージュ」各誌取材、イベント「Travel in Dolphan」出演など
  2. ^ a b c d e f ゲームのオープニングおよびエンディングのスタッフロールで記載を確認
  3. ^ エンディングのスタッフロールより、続編の『みつめてナイトR 大冒険編』には、1作目の製作スタッフはほとんど関わっておらず、田村も不参加である。
  4. ^ 赤・青が該当作とすると、両方の版の幕間のスタッフ座談会での会話より、脚本は「みずきじゅんけい」名義となっている。
  5. ^ a b c d 付属の小冊子より
  6. ^ 宮島律子共著
  7. ^ a b c 「みつめて」、「明日」、「仔猫」(加えてRのオープニング、エンディング)の作詞は広井王子
  8. ^ 1曲・宮島律子、2曲・小西真理共著
  9. ^ 『みつめてナイトキャラクター&ワールドガイド』開発者インタビューの「ゲームで露出していない部分は『ソフィアの純愛』でやっていこうと思っています」という発言から。
  10. ^ 詳細不明
  11. ^ 『天知未来がいる街』シリーズの発売当時、「Shinig Star」(のちにWay it isに改名)という個人サイトがあったが、短期間で閉鎖している。ちなみにShinig Star(シャイニングスター・輝ける星)とは、天知未来のアルカナ名である。Way it isは『熱血大陸バーニングヒーローズ』に同名の曲が存在する。