田中充 (教授)

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田中 充
たなか みつる
人物情報
生誕 1952年(71 - 72歳)
日本の旗 日本 長野県[1]
出身校 東京大学
学問
研究分野 環境政策
学位 理学修士(東京大学)[2]
称号 法政大学名誉教授
学会 環境科学会
日本環境会議
環境アセスメント学会
日本計画行政学会
環境法政策学会
人間環境問題研究会
日本環境社会学会
日本都市計画学会
環境情報科学センター
社会・経済システム学会
主な受賞歴 第26回地方自治研究全国集会『地方自治賞優秀賞』
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田中 充(たなか みつる、1952年 - )は、日本の社会学者法政大学名誉教授。法政大学地域環境センター客員教授。人間環境問題研究会理事。第26回地方自治研究全国集会『地方自治賞優秀賞』受賞。

略歴[編集]

東京大学卒業後、東京大学大学院理学系研究科理学専攻にて修士号を取得。1978年から、川崎市役所公害局水質課に勤務した後、東京工業大学非常勤講師や明治学院大学国際学部講師を務め、環境局環境企画室主幹を担当。

2001年より、法政大学大学院政策科学研究科、法政大学社会学部教授。2009年、法政大学地域研究センター・運営委員。2014年から2016年の2年間、法政大学社会学部の学部長となった。

社会的活動[編集]

  • 2001年 - 日本環境社会学会 研究活動推進委員
  • 2003年 - 人間環境問題研究会 理事
  • 2008年 - 環境アセスメント学会 理事・学術委員会委員
  • 2011年 - 環境科学会 表彰委員会委員
  • 2016年 - 環境アセスメント学会 学会長・理事

著作等[編集]

共著・編著[編集]

  • 『ライブリー・ポリティクス』(総合労働研究所、1985年)
  • 『環境自治体をめざして』(自治研中央推進委員会、1991年)
  • 『あなたのまちのエコチェック・25』(アースディ・日本、1992年)
  • 『環境自治体の創造』(学陽書房、1992年)
  • 『環境自治体実戦ガイド』(全日本自治団体労働組合、1993年)
  • 『環境自治体づくりへの展開』(自治労政策局、1993年)
  • 『環境都市・東京の創造』(自治労東京都区職員労働組合、1994年)
  • 『川崎市の環境基本条例に学ぶ』(コープ出版、1994年)
  • 『分権社会の創造』(東洋経済新報社、1996年)
  • 『地球市民の心と智恵』(中央法規出版、1997年)
  • 『市民のイニシアティブ』(拓植書房新社、1999年)
  • 『地方分権と自治体改革―自治体改革と地域づくり―』(東京法令出版、2000年)
  • 『環境影響評価法実務―環境アセスメントの総合的研究』(信山社、2000年)
  • 『環境新価値への転換-21世紀の環境自治体づくり』(自治研中央推進委員会 、2001年)
  • 『環境法キーワード事典』(第一法規出版、2001年)
  • 『環境法辞典』(有斐閣、2002年)
  • 『環境自治体づくりの戦略』(ぎょうせい、2002年)
  • 『環境社会学』(放送大学教育振興会、2003年)
  • 『循環と共生の環境づくり』(ぎょうせい、2005年)
  • 『環境アセスメント学の基礎』(恒星社厚生閣、2013年)
  • 『環境アセスメント学入門』(恒星社厚生閣、2019年)

専門分野[編集]

受賞歴[編集]

  • 川崎市「都市における水再生の展望―二ヶ領用水の再生に向けての課題」市制60周年記念論文最優秀賞(1984年)
  • 毎日郷土提言賞「環境自治体のはじまり」神奈川県最優秀賞(1992年)
  • 第26回地方自治研究全国集会「大都市共闘の試み―都市環境フォーラムの実践」地方自治賞優秀賞(1995年)
  • 日本計画行政学会 学術賞論文賞(2018年)

脚注[編集]

  1. ^ 田中充. 法政大学社会学部社会政策学科2023年11月8日閲覧。
  2. ^ 田中充. 気候変動リスクの時代に生きる『HOSEI ONLINE』2023年11月8日閲覧。