現代短歌女流賞
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現代短歌女流賞(げんだいたんかじょりゅうしょう)は、文化出版局が1976年に女性雑誌『ミセス』創刊15周年を記念して、現代詩女流賞、現代俳句女流賞とともに創設した賞。女性の歌集に与えられるもので、1年間に刊行された歌集の中から選ばれ、『ミセス』の翌年4月号で発表された。1989年の第13回をもって終了した。2000年に大宮市(現・さいたま市)が創設し、2020年まで『ミセス』編集部が協賛した現代短歌新人賞は、事実上本賞を復活させた賞と言える。
受賞者
[編集]- 第1回 1976年 石川不二子『牧歌』
- 第2回 1977年 馬場あき子『桜花伝承』
- 第3回 1978年 山中智恵子『青草』
- 第4回 1979年 安永蕗子『朱泥』
- 第5回 1980年 河野裕子『桜森』
- 第6回 1981年 稲葉京子『槐の傘』
- 第7回 1982年 大塚陽子『遠花火』
- 第8回 1983年 河野愛子『黒羅』
- 第9回 1984年 北沢郁子『塵沙』
- 第10回 1985年 築地正子『菜切川』
- 第11回 1986年 三国玲子『鏡壁』
- 第12回 1987年 辺見じゅん『闇の祝祭』
- 第13回 1988年 今野寿美『世紀末の桃』
選考委員
[編集]参考
[編集]- 広田広三郎『文学賞事典』
- 『文藝年鑑』1982-87