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2021年2月13日 (土) 15:50時点における版

IUCNのレッドリストにおける野生絶滅

野生絶滅 (やせいぜつめつ、Extinct in the Wild, EW) は、生物種亜種以下の場合もある。以下同)の保全状況のひとつ。その種の生息・生育が飼育下でしか確認されない場合、もしくは元の生息・生育地とは違う地域で野生化したものしか確認されない場合に、その種は野生絶滅したとみなされる[1]

ハワイガラス(2002年に野生絶滅)

野生絶滅した種・亜種の例

下記に、IUCNレッドリストにおいて、野生絶滅とされた種の一部を挙げる。

再導入

種の再導入 (en) とは、一度野生で絶滅した種、もしくは絶滅の危機にある種を、飼育下で繁殖させて野生に帰す試みである。しかし、自然環境が復元されていた場合でも、繁殖方法を親から教われないために繁殖が出来ない場合もあり、野生絶滅となった種を再導入することは非常に困難である。また、もともとの遺伝的多様性を取りもどすことは不可能である場合もある。

脚注

  1. ^ IUCN, "2001 IUCN Red List Categories and Criteria: Version 3.1" p.14 http://www.iucnredlist.org/documents/redlist_cats_crit_en.pdf Last visited: 30 May 2010.

関連項目

  • 絶滅
  • オオカミの再導入
  • トキ - 日本国内において(環境省レッドリスト)、一時期、野生絶滅の状態にあった。
  • クニマス - 本来の生息地である田沢湖で絶滅したが、西湖で再発見され、環境省レッドリストでは野生絶滅にカテゴリが変更された。