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*メラブ・コスタヴァ(ジョージアの国民的英雄) |
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2019年9月29日 (日) 08:17時点における版
ミングレル人(ミングレルじん、英:Mingrelians)は、南コーカサスにあるジョージア国(グルジア)のサメグレロ(ミングレリア)地方に住む少数民族である。同国の多数民族であるカルトヴェリ人の支族に分類されることが多い。
サメグレロ地方以外では、アブハジアとトビリシに居住している。およそ18万人から20万人のミングレル人が1990年代初期に発生したアブハジア紛争とそれに続いたアブハジアからカルトヴェリ人とその支族を駆逐する民族浄化の結果、アブハジアから追い出された。ほとんどのミングレル人はミングレル語とグルジア語の両方を話すが、ミングレル語はアブハズ語で使用されるキリル文字ではなくグルジア文字で表記される。
歴史
1930年代までミングレル人とスヴァン人は独自の人口統計が取られていたが、それ以後は広義(国家国民として)のグルジア人に含まれるようになった。ミングレル人はマイノリティでありながら、カルトヴェリ民族主義的な人物も多い。それがメラブ・コスタヴァやジョージアの初代大統領ズヴィアド・ガムサフルディアであった。そのため、サメグレロは1991年末の反ガムサフルディアのクーデター結果発生した内戦の舞台となった。この内戦ではガムサフルディア側が敗北した。
著名なミングレル人
- ラヴレンチー・ベリヤ(スターリン時代の秘密警察長官)
- コンスタンティネ・ガムサフルディア(20世紀のグルジアでもっとも影響力のあった作家)
- ズヴィアド・ガムサフルディア(ソ連から独立後の初代ジョージア大統領。コンスタンチン・ガムサフルディアの子。)
- メラブ・コスタヴァ(ジョージアの国民的英雄)
- 黒海太