「自給自足」の版間の差分
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== 食料経済 == |
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原始社会は自給自足経済であり食料は生産から消費まで家庭内で行われていた<ref name="system9">{{Cite book |和書 |author1=時子山ひろみ|author2=荏開津典生|author3=中嶋康博|title=フードシステムの経済学 第6版 |page=9|publisher=医歯薬出版 |year=2019}}</ref>。しかし、食料経済の発展とともに多くのプロセスが食品工業など家庭外に移されたが、このような現象を食料経済の外部化という<ref name="system9" />。 |
原始社会は自給自足経済であり食料は生産から消費まで家庭内で行われていた<ref name="system9">{{Cite book |和書 |author1=時子山ひろみ|author2=荏開津典生|author3=中嶋康博|title=フードシステムの経済学 第6版 |page=9|publisher=医歯薬出版 |year=2019}}</ref>。しかし、食料経済の発展とともに多くのプロセスが食品工業など家庭外に移されたが、このような現象を食料経済の外部化(食生活の外部化)という<ref name="system9" />。 |
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自給自足だった食料経済が時代とともに外部化された背景には需要側と供給側に様々な要因がある<ref name="system9" />。需要側の要因の一つが一人当たりの所得の上昇である<ref name="system10">{{Cite book |和書 |author1=時子山ひろみ|author2=荏開津典生|author3=中嶋康博|title=フードシステムの経済学 第6版 |page=10|publisher=医歯薬出版 |year=2019}}</ref>。経済発展により食料消費が単なる栄養摂取だけではなく生活の一要素という意味の強い食生活へと変化したことで、専門的な食品加工技術や調理技術が求められるようになった<ref name="system10" />。 |
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== 関連人物 == |
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* [[横井庄一]] - [[グアム島]]のジャングルで自ら作った地下壕などで自給自足生活、28年後の1972年にようやく日本に帰還。 |
* [[横井庄一]] - [[グアム島]]のジャングルで自ら作った地下壕などで自給自足生活、28年後の1972年にようやく日本に帰還。 |
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* [[小野田寛郎]] - 終戦を知らされず、[[太平洋戦争]]終結から30年近く[[フィリピン]]・[[ルバング島]]にて自給自足をしながら一人戦い続ける。 |
* [[小野田寛郎]] - 終戦を知らされず、[[太平洋戦争]]終結から30年近く[[フィリピン]]・[[ルバング島]]にて自給自足をしながら一人戦い続ける。 |
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<!--【自給自足】を主題にした記事や書籍でわざわざ市橋達也を扱っている記事は無いはず。 |
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* [[リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件|市橋達也]] - 沖縄県の[[オーハ島]]に4回にわたり潜伏。最長3ヶ月間の自給自足生活を送っていた。--> |
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== 出典 == |
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2019年5月4日 (土) 14:07時点における版
自給自足(じきゅうじそく)とは、自らの生活に必要な物資を自らの生産によって手に入れる生活のあり方。
食料経済
原始社会は自給自足経済であり食料は生産から消費まで家庭内で行われていた[1]。しかし、食料経済の発展とともに多くのプロセスが食品工業など家庭外に移されたが、このような現象を食料経済の外部化(食生活の外部化)という[1]。
自給自足だった食料経済が時代とともに外部化された背景には需要側と供給側に様々な要因がある[1]。需要側の要因の一つが一人当たりの所得の上昇である[2]。経済発展により食料消費が単なる栄養摂取だけではなく生活の一要素という意味の強い食生活へと変化したことで、専門的な食品加工技術や調理技術が求められるようになった[2]。
関連人物
- ヘンリー・デイヴィッド・ソロー - 『ウォールデン 森の生活』(1854年)の作者。ウォールデン湖畔の森の中に丸太小屋を建て、自給自足の生活を2年2ヶ月間送る。
- 横井庄一 - グアム島のジャングルで自ら作った地下壕などで自給自足生活、28年後の1972年にようやく日本に帰還。
- 小野田寛郎 - 終戦を知らされず、太平洋戦争終結から30年近くフィリピン・ルバング島にて自給自足をしながら一人戦い続ける。