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2004年7月18日 (日) 04:31時点における版
明治以後の日本
明治維新で日本が西洋文明の消化・吸収に成功した要因は多々ある。 しかし、用語を漢訳して外来の概念の理解を容易ならしめたことは、特筆されるべきことである。(渡部昇一氏などの説による。)
これが可能だったのは、少なくとも二つの原因が考えられる。
戦後の情報技術
第二次世界大戦後、とくに情報技術分野における英語の圧倒的な優位性は 言語帝国主義といってもよい凄まじさである。 その漢訳語が定着しないままに次の技術が現れるほどの流入の速さであり、 また比較参照すべき仏訳も独訳や定着しないことも相俟って、 英語の音訳で済ませてしまっている。 そのため日本語として消化不良を起こさせ、 情報技術の一般への浸透が英語圏に比べて遅れをとる結果ともなっている。
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