「御嶽山系」の版間の差分

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* 御前山 (1,646m)
* 御前山 (1,646m)
* 白草山 (1,641m)
* 白草山 (1,641m)
* [[三国山 (岐阜県)|三国山]] (1,611m)
* [[三国山 (岐阜県)#岐阜県・長野県境|三国山]] (1,611m)
* [[小秀山]] (1,982m)
* [[小秀山]] (1,982m)
* 夕森山 (1,597m)
* 夕森山 (1,597m)
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=== 源流の河川 ===
=== 源流の河川 ===
* [[木曽川]]
* [[木曽川]]
* 西野川、白川、王滝川、付知川 (木曽川の支流)
* 西野川、[[白川 (岐阜県)|白川]]、王滝川、[[付知川]] (木曽川の支流)
* [[飛騨川]]
* [[飛騨川]]
* 秋神川、小坂川、竹原川、白川 (飛騨川の支流)
* 秋神川、小坂川、竹原川、白川 (飛騨川の支流)
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* 舞台峠 - [[国道257号]]が通り、[[飛騨国|飛騨]]と[[美濃国|美濃]]の境である。
* 舞台峠 - [[国道257号]]が通り、[[飛騨国|飛騨]]と[[美濃国|美濃]]の境である。


== 関連画像 ==

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|[[File:Mount Ontake from Mount Tengu 2011-10-27.jpg|x145px]]
|[[File:Mount Ontake from Mount Kurai 2011-02-20.jpg|x145px]]
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| <small>西側の[[位山]]から望む御嶽山系</small>
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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書 |author=近藤紀巳 |year=2002 |month=4 |title=ぐるり御岳 とっておきの自然 |publisher=[[中日新聞社]] |pages= |isbn=4806204447}}
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[日本の地理]]
* [[日本の地理]]
* [[御嶽山 (長野県)|御嶽山]]
* [[阿寺山地]]


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2011年11月7日 (月) 12:30時点における版

御嶽山系
南木曽岳から望む御嶽山系と御嶽山
所在地 岐阜県長野県
最高峰 御嶽山(3,067 m
プロジェクト 山
テンプレートを表示

御嶽山系(おんたけさんけい)は、岐阜県長野県にまたがる山系。御嶽山及び周辺の山々と、阿寺山地からなる。おおよそ、木曽川飛騨川及び付知川白川で囲まれた山域で、面積は1,000km²を超える。国道19号257号41号361号の内側の山域とも言える。

地形

複合成層火山である御嶽山は、大きな裾野を広げる独立峰である。 一方、阿寺山地は、付知川と白川とほぼ平行に北西-南東方向にほぼ一直線に連なっている。これは、活断層である阿寺断層に起因するものである。

木曽川をはさんだ東に木曽山脈と対峙し、長峰峠を経て北には飛騨山脈が連なっており、御嶽山系も日本の中部山岳地帯の一角をなしている。

御嶽山系は深い森で覆われ、急峻な地形のため多くの滝がある。また、木曽川水系の源流部の山であり、その下流部である中京圏の水がめとなっているほか、ダムによる水力発電も盛んである。

また、一帯は昔から林業が盛んで、特にヒノキは、長野県の木曽産は木曽ひのき、岐阜県の裏木曽南飛騨産は東濃ひのきと呼ばれ、良質の建築材として取り扱われた。

地理

主な山

源流の河川

主な峠

  • 長峰峠 - 国道361号にある岐阜県と長野県との県境で、暮岩川(飛騨川の支流)と西野川(木曽川の支流)との分水嶺となっている。
  • 九蔵峠 - 国道361号の開田高原にある峠で、九蔵峠展望台からは西南西に御嶽山を望むことができる。
  • 濁河峠 - 秋神川と濁河川(小坂川の支流)との分水嶺となっている。
  • 鈴蘭峠 - 西洞川(秋神川の支流)と小黒川(小坂川の支流)との分水嶺で、付近は御岳スズラン高原と呼ばれている。
  • 白巣峠 - 白川(王滝川の支流)と付知川との分水嶺となっていて、林道が通る。
  • 鞍掛峠 - 水無川(王滝川の支流)と竹原川(飛騨川の支流)との分水嶺となっていて、林道が通る。
  • 舞台峠 - 国道257号が通り、飛騨美濃の境である。

関連画像

東側の中央アルプスの天狗山から望む御嶽山系 西側の位山から望む御嶽山系

参考文献

  • 近藤紀巳『ぐるり御岳 とっておきの自然』中日新聞社、2002年4月。ISBN 4806204447 
  • 『アルペンガイド11 中央アルプス 御嶽山・白山』山と溪谷社〈ヤマケイ・アルペンガイド〉、2009年6月。ISBN 9784635013598 
  • 『改訂版 岐阜県の山』山と溪谷社〈新・分県登山ガイド・改訂版〉、2009年12月、pp.79-81頁。ISBN 9784635023702 
  • 飛騨山岳会『飛騨の山 研究と案内』ナカニシヤ出版、2010年11月、pp.161-161頁。ISBN 9784779505041 
  • 『御嶽山 小秀山・奥三界岳』昭文社山と高原地図2011年版〉、2011年3月。ISBN 9784398757791 

関連項目