「ラミネート加工」の版間の差分

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== 効果と用途 ==
== 効果と用途 ==
ラミネート加工の主な[[目的]]は、印刷物の表面を[[保護]]することであり、色落ちや[[摩耗]]の防止、[[防水]]、あるいは美観を良くために行われる。
ラミネート加工の主な[[目的]]は、印刷物の表面を[[保護]]することであり、色落ちや[[摩耗]]の防止、[[防水]]、あるいは美観を良くしたり、高級感を増すために行われる。


不正な[[改造]]・[[改竄]]を防止する効果もあるため、[[運転免許証]]や診察券に用いられる。
不正な[[改造]]・[[改竄]]を防止する効果もあるため、[[運転免許証]]や診察券に用いられる。

2008年10月2日 (木) 20:00時点における版

ラミネート加工(らみねーとかこう)とは、印刷物の表面透明フィルムを貼る処理を施すこと。[1]

縮めて「ラミネート」、「ラミ加工」、あるいは「パウチ加工」ともいう。

効果と用途

ラミネート加工の主な目的は、印刷物の表面を保護することであり、色落ちや摩耗の防止、防水、あるいは美観を良くしたり、高級感を増すために行われる。

不正な改造改竄を防止する効果もあるため、運転免許証や診察券に用いられる。

ほかにも、写真シールラベルステッカーポスターなど、その応用範囲は多岐にわたる。

問題点

フィルムと印刷物の間に接着剤を塗布しているため、ひとたび塗装部に負荷がかかってはがれてしまうと、印刷物の表面とフィルムの間に隙間ができて、そこになどの異物が入りこみ、はがれにくい性質が災いして、かえって異物を除去しにくくなる事態に陥ることがある。

製品を保護できる反面、このことが弱点でもあり、接合の耐久性を確保することが課題といえる。

関連項目

脚注

  1. ^ ここから転じて、製品に接着して密封する構造包装全般をも指す。