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ものぶつ)とは、広義には対象を特定化せず一般的・包括的にいう語であり、人間が知覚し思考し得る対象の一切である[1]

  • 空間のある部分を占め、人間の感覚で捉えることが出来る形を持つ対象。
  • 具体的な存在から離れた、人間が考えられ得る形を持たない対象。
  • 妖怪霊魂等、不可思議で霊力を持つ得体が知れない存在。
  • 哲学では経験対象客観)とされる時間的存在者のこと。空間的・時間的対象。ドイツ語で Ding. (反対語:物自体 Ding an sich)
    • 狭義にはこのもの、あのものと指示し得る感覚的個物(「椅子」「机」等)を意味するが、広義には思考の対象となり、命題の主題となり得る万物、例えば価値などの非感覚的個物をも含めて意味する。
  • 経済では、物理的な物質の他、物理的には存在しないサービスなども含み、経済的価値が存在する物質権利の事を指す。モノと書かれることもある。
  • 物_(法律)とは、人(自然人)に対する言葉で、権利等の客体となるものをいう。民法上は、有体物をいう。法律家は「ブツ」と読むことも多い。
  • 日常生活では、食べ物飲み物宝物下手物初物色物等、不特定または多様な物品、個体などを指すのに用いられることが多い。
  • ブツ」と音読みにする場合でも、廃棄物動物、などのように同様の意味を持つことが多い。また隠語的に、(公言できない)物品の代名詞としても用いられる(→ブツ)。

出典[編集]

  1. ^ 『大辞林-第二版』、三省堂 「もの」