清水武夫 (花火)
表示
清水 武夫(しみず たけお、1912年 - 2011年2月14日[1])は、日本の花火研究者。詩人の清水哲男・清水昶兄弟の父であり、また自身でも詩集を出した。
略歴・人物
[編集]- 1912年 山口県阿武郡に生まれる
- 1933年 陸軍士官学校本科を卒業(45期)
- 1940年 東京帝国大学工学部火薬学科卒業
- 1954年 細谷化工に入社。その後、PL花火芸術を経て、興亜化工取締役研究部長
- 1958年 「菊花型花火の設計」で工学博士号を取得。論文は『菊花型花火 (割物) の設計条件について』[2]
- 1960年 「ロケット火薬等の形状に関する考察」で火薬学会賞を受賞[3]
- 2011年2月14日 死去、享年98
編著書
[編集]- 『花火』一橋書房、1957年
- 『花火の話』河出書房新社、1976年
- 『物理的見地から見た花火(独文)』Hamburg, Hower Verlag
- 『花火の話』サークル花火万華鏡、1998年(上掲本の復刻)
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2012~2014』日外アソシエーツ、2015年、824頁。
- ^ 清水武夫『菊花型花火(割物)の設計条件について』東京大学〈博士論文〉、1958年7月5日 。2016年3月22日閲覧。
- ^ “過去の火薬学会賞受賞者一覧-論文賞”. 火薬学会賞. 火薬学会. 2016年3月22日閲覧。
参考文献
[編集]- 『花火の話』サークル花火万華鏡、1998年、ISBN 4-947620-39-0