沼津OL強姦殺人事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

沼津OL強姦殺人事件(ぬまづオーエルごうかんさつじんじけん)とは2004年11月に発生した殺人事件。

概要[編集]

2004年11月7日17時30分、静岡県沼津市で実家に帰省していた25歳のOLが愛犬を連れて散歩に出かけた。15分後に犬だけが実家に帰り、女性は行方不明となった。2日後の11月9日13時頃、実家から1キロほど離れた山林で女性の遺体が発見された。右と左の首筋に刃物で切られたような傷があり、首を鋭利な刃物でほぼ1周切られていた。現場付近からカッターナイフの折れた刃2枚が、約200メートル離れた山林ではナイフ本体が発見された。刃には女性の血液が付着しており、捜査本部はこれが凶器と判断した。着衣には乱れがあった。家から300メートルほど離れた場所で、女性の懐中電灯が発見された。

2007年6月29日に有力情報の提供者に懸賞金が支払われる警察庁の捜査特別報奨金制度が適用されたが、2008年6月29日に期限が切れた。

2009年5月20日犯人DNAと一致したため、沼津市の建設作業員の男が逮捕された。男は当初は容疑を否認していたが、追及を受けるうち容疑を認めた。

2009年6月9日、男は殺人容疑で起訴された。捜査特別報奨金制度で公示された事件では初めての立件である。

裁判員制度の対象事件であるため、2010年2月に公判が開かれ、検察側は被害者が全く落ち度もなく命を奪われたことや過去2回の性犯罪の繰り返し、再犯の可能性が高いとして無期懲役求刑。弁護側が不遇な成育歴を理由に懲役18年が相当と主張した。2月4日静岡地裁は男に無期懲役判決を言い渡し確定した。

関連項目[編集]