池上彰の新聞ななめ読み

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池上彰の新聞ななめ読み(いけがみあきらのしんぶんななめよみ)は、池上彰朝日新聞で連載しているコラム

コラムの概要[編集]

2007年4月から連載を開始し、2010年3月までは毎週月曜夕刊で週1回、同年4月からは毎月最終金曜日朝刊で月1回掲載されている[1][2]

あるひとつの事件に対する記事を取り上げ、時系列的に追ったり、朝日新聞をはじめとする全国紙各紙の記事を対比したりして、論評する連載である[3]

連載中止問題[編集]

池上が2014年8月29日掲載予定の原稿で、朝日新聞による従軍慰安婦報道の検証を不充分だと批判的に取り上げたところ、8月28日に朝日新聞から掲載を拒否する連絡があった。これに対して、池上は朝日新聞との信頼関係が崩れたとして、連載中止を申し入れた[2][4]

この問題が報道されると、朝日新聞の記者からも、自社の対応を批判するツイッターへの実名投稿が相次いだ[5]

朝日新聞は9月4日付朝刊で池上のコラムを掲載するとともに、9月6日付け朝刊で読者へのお詫びの記事を掲載した[6][7]

池上は、連載を再開するか否かは、今後の検証を見なければ判断できないとし[8]、最終金曜日である9月26日朝刊ではコラムを休載した。朝日新聞側は同日の朝刊で、池上は連載を継続するか検討中でまだ結論が出ていないと説明した[9]

2015年1月5日、池上より連載を続ける意思が示され、同月30日より連載が再開されることが発表された。[10]

2015年11月23日新潟日報報道部長ツイッター中傷投稿事件で新潟日報の一戸信哉は、本連載中止事件で池上のコラムが不掲載となった際に朝日新聞の記者たちが記者アカウントで自社を批判するなどして新聞社と記者との間に緊張関係があったことにより絶妙なバランスが維持されていたが、新潟日報にはなかったために記者による問題投稿がなされたとして、この事件時における朝日新聞の制度のあり方を高く評価している[11]


  • 池上彰 『池上彰の新聞活用術』 ダイヤモンド社、2010年10月
    本連載のコラムをまとめた単行本で、各コラム毎に「池上チェック!」として新たなコメントが付されている。

脚注[編集]

外部リンク[編集]