植田康夫
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うえだ やすお 植田 康夫 | |
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生誕 |
1939年8月26日 日本 広島県呉市 |
死没 | 2018年4月8日(78歳没) |
出身校 | 上智大学 |
職業 | 日本の編集者、ジャーナリスト |
植田 康夫(うえだ やすお、1939年8月26日 - 2018年4月8日[1])は、日本の編集者、ジャーナリスト、上智大学名誉教授。
出生地は広島県呉市宮原、出身地は島根県邑智郡邑智町[2]。日本出版学会会長[3]、日本マスコミ学会理事などを歴任[4]。
略歴
[編集]1962年上智大学文学部新聞学科卒業[5]、『週刊読書人』編集部に勤務[5]。1982年「週刊読書人」編集長[2]。1985年、読書人取締役[2]。
1989年退社、上智大学文学部新聞学科助教授[5]。1992年教授[5]、2008年退任[5]、名誉教授。
2000年日本出版学会会長。2005年7月、読書人取締役『週刊読書人』編集主幹となり[6]、2011年に読書人編集参与、のち代表取締役社長[7]。2016年5月、読書人顧問[7]。
1967年、大宅壮一「大宅壮一・東京マスコミ塾」開講一期生[7]としてジャーナリズムを学ぶ。のち、大宅壮一文庫副理事長もつとめた[4]。
山本夏彦、猪瀬直樹、田原総一朗など文壇・論壇に知己が多く、出版論を学問として確立した、現代日本を代表する編集者の一人として知られる[要出典]。梓会出版文化賞、髙橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」などの選考委員や、NHK衛星第2テレビの「週刊ブックレビュー」のコメンテイターなどを務めている[要出典]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『現代マスコミ・スター 時代に挑戦する6人の男』文研出版、1968年12月1日。NDLJP:2986802。
- 『白夜の旅人 五木寛之』大成出版社 1972年/改訂版 ブレーン 2012年
- 『病める昭和文壇史―自殺作家に見る暗黒世界』エルム、1976年
- 『自殺作家文壇史』北辰堂出版 2008年
- 『3000万人を魅きつけた男 磯村尚徳のテレビマン哲学』学陽書房〈ザ・プロフェッショナル 3〉、1978年11月5日。NDLJP:12275427。
- 『現代の出版―この魅力ある活字世界』理想出版社、1980年
- 『編集者になるには』ぺりかん社、1981年
- 『当世出版事情―本と雑誌への熱いまなざし・行動的読書生活のために』理想出版社、1981年
- 『出版界コンフィデンシャル〈part 1-2〉』理想出版社、1982年
- 『メディアの狩人 時代のコンセプトをどう読むか』花曜社、1985年
- 『ベストセラー考現学』メディアパル、1992年
- 『売れる本100のヒント』メディアパル、2000年
- 『売れる本のつくりかた ベストセラー・ヒット企画を生み出す発想のヒント』メディアパル、2005年
- 『雑誌は見ていた。 戦後ジャーナリズムの興亡』水曜社、2009年
- 『本は世につれ ベストセラーはこうして生まれた』水曜社、2009年
- 『ヒーローのいた時代 マス・メディアに君臨した若き6人』北辰堂出版、2010年
- 『出版の冒険者たち。 活字を愛した者たちのドラマ』水曜社、2016年
共編著
[編集]- 『『トットちゃん』ベストセラー物語』塩沢実信共編、理想出版社、1982年
- 『読書大全』編 講談社、1985年
- 『メディアNow 広告・情報・出版・映像』編 学陽書房、1986年
- 『読書日録大全』編 講談社、1989年
- 『何用あって月世界へ 山本夏彦名言集』選、文春ネスコ、1992年。文春文庫、2003年
- 『現場からみた出版学』編著、学文社、1996年
- 『「現代マスコミ論」のポイント 新聞・放送・出版・マスメディア』天野勝文・松岡新兒共編著 学文社、1999年
- 『新現代マスコミ論のポイント』天野勝文・松岡新兒共編著、学文社、2004年
- 『新 現場からみた出版学』編著、学文社、2004年
- 『「週刊読書人」と戦後知識人』出版人に聞く、聞き手小田光雄、論創社、2015年
- 『戦後史の現場検証 ルポライターの取材メモから』創元社、2016年
- 『岩波茂雄文集』全3巻、岩波書店、2017年。編集委員
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 「植田康夫教授略歴・主な研究業績(1989年以降)」『コミュニケーション研究』第38号、上智大学コミュニケーション学会、2008年3月、2-4頁、ISSN 02885913。