柿崎普美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

柿崎 普美(かきざき ふみ)は、日本漫画家。1970年代からおもに集英社の「週刊マーガレット」誌上、のちに秋田書店の「月刊プリンセス」に作品を発表していた。分野としてはSFファンタジーが多い。

概要[編集]

初期にはSF的なホラーものが多かった。ストーリー展開にやや難があり、パターン化が目につく。主人公は女子高生で、周囲に怪しい事件が起き、それに前後して不審な男が彼女を付け狙う。しかし実は彼は彼女の味方で、彼女を助けて真の敵を倒す、という構成の作品が多い。敵の正体は宇宙人かそれに類するものが多かった。この手の作品の代表は『悪魔は眠らない』である。

1983年には、純ファンタジー作品『ブラッディ・マリィ』を連載開始。これは魔法世界の物語だが、主人公の魔法の女王は月経の血で成人し、破瓜の血で目覚めるという設定で話題を呼んだ。なお、『バースナイト』はその続編に当たる。

また、後にはSFやファンタジーの設定でのドタバタものも多く手掛けた。『守ってあげたい♥』は映画『ターミネーター』の設定。

もっとも連載が長かったのは『白球を叩け!』で、単行本は全4巻。これは若桜木虔の小説が「きらめきの季節」の題名で映画化されたときにコミカライズされたもので、卓球が舞台の純スポーツ漫画。主人公の少女は心臓病(心房中隔欠損症)で激しい運動ができないが、瞬発的な運動を短時間ならできるので、サーブを鍛え、前陣速攻で闘うという設定。

単行本[編集]

  • マーガレット・コミックス(集英社
    • 恋に気づいたの?
    • ダンダンの詩(うた)
    • せいいっぱいのテレパシー
    • 白球を叩け! (全4巻)
    • 白い手の殺意
    • 吸血樹(きゅうけつき)
    • 悪魔は眠らない(全3巻)
    • スターダスト・ストーリー(全2巻)
    • 星樹(せいじゅ)(全2巻)
    • 闇からの呼び声…
    • ブラッディ・マリィ(全2巻)
    • 青の天使たち
    • まじかる☆カンパニー
    • 顔のない悪魔
    • 金色の闇
    • ブルー・センチメンタル
    • ダーク・ハンター
    • 守ってあげたい♡
    • 胸騒ぎエッセンス
    • 魔性封殺(全2巻)
  • プリンセス・コミックス(秋田書店
    • 闇姫転生(全3巻)
    • デビルズ・ゾーン(全2巻)
    • 死人狩り(しびとがり)
  • ホラーコミックススペシャル(秋田書店)
    • バースナイト(全3巻)
    • 妖星王(ようせいおう)(全2巻)
  • ミッシイコミックスDX(主婦の友社
    • 時の狩人
  • エメラルドコミックスハーレクインシリーズ(宙出版
    • 星影のタンゴ(原作:パティ・ベックマン)
    • イヤリングの男(原作:エリザベス ・オールドフィールド)