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柏崎刀翔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柏崎 刀翔
個人情報
フルネーム柏﨑(崎) 刀翔
国籍日本の旗 日本
生誕 (1991-01-07) 1991年1月7日(33歳)
石川県加賀市
スポーツ
競技ボクシング
階級 フライ級
所属 公益財団法人福井県スポーツ協会
獲得メダル
アジア選手権
2013年アンマン ライトフライ級
2019年バンコク フライ級

柏崎 刀翔(かしわさき とうしょう、1991年1月7日 - )は、日本の男子アマチュアボクシング選手。石川県加賀市出身。現在の階級はフライ級大聖寺実業高校卒業。日本大学経済学部卒業。自衛隊体育学校ボクシング班に所属していた(2018年に2等陸尉で退官)元幹部自衛官。現在は福井県スポーツ協会に所属。

人物

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石川県加賀市出身。小学3年生で小松市のジムでボクシングを始める。精神強化を目的とし、親から命じられたスタートだった。当時は小中学生が参加できる公式試合がほとんどなく、柏﨑にはジム通いがとにかくつまらなかったという。そんな中、横浜さくらジムで行われた第2回キッズボクシング大会に出場したところ最優秀選手賞を獲得。ボクシングにのめり込む。

大聖寺実業高校進学後は2年時に国体に出場し準優勝。3年時のインターハイで準優勝。日本大学進学後も1年から国体、全日本選手権に出場し準優勝。2年時、3年時は全日本選手権でそれぞれ3位入賞。2012年ロンドン五輪予選後の大学4年、ようやく全日本選手権での初優勝を果たす。その後、自衛隊体育学校に進み全日本選手権を2連覇。現WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗や後の世界2階級王者の京口紘人にも、公式試合でそれぞれ2戦2勝だった[1]

主な戦歴

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2007年 インターハイ(青春・佐賀総体)モスキート級 3位

第62回 「秋田わか杉国体」 準優勝

2008年 インターハイ(彩夏到来08埼玉総体)ライトフライ級 準優勝

2009年 第64回「トキめき新潟国体」成年の部ライトフライ級 準優勝

2010年 第81回全日本選手権ライトフライ級 3位

2011年 第81回全日本選手権ライトフライ級 3位

2012年 第82回全日本選手権ライトフライ級 優勝[2]

2013年 代表選考会にて寺地拳四郎に勝利しAIBA世界選手権大会のライトフライ級日本代表選手に選出。アジア選手権大会では初戦のタイ、次戦のモンゴルを3-0で下し準決勝に進出 銅メダル獲得[3] 第83回全日本選手権ライトフライ級 優勝 2連覇達成 プロアマ合同年間表彰にて努力賞を受賞

2014年 韓国仁川アジア選手権大会 2回戦敗退 第84回全日本選手権はウイルス性結膜炎にてドクターストップ 出場断念

2015年 第70回「2015紀の国わかやま国体」成年の部ライトフライ級 優勝 第85回全日本選手権 準優勝 アマチュアボクシング年間表彰にて敢闘賞を受賞

2016年 リオ五輪出場権をかけたアジア選手権大会の代表選考会で、ライトフライ級にてアジア・オセアニア地区予選に出場決定。結果は初戦北朝鮮代表に勝利、二戦目フィリピン代表相手に敗退。リオ五輪出場権を逃す リオ五輪世界最終予選ではエクアドル代表に敗戦を喫し、リオ五輪出場が絶たれる[4] アマチュアボクシング年間表彰にて殊勲賞を受賞 第86回全日本選手権 準優勝

2017年 第87回全日本選手権 準優勝[5]

2018年 10月、「福井しあわせ元気国体」成年の部ライトフライ級 優勝[6] 第88回全日本ボクシング選手権フライ級 優勝[7] アマチュアボクシング年間表彰にて努力賞を受賞

2019年 ASBCアジア選手権大会 銅メダル獲得[8]世界選手権(Ekaterinburg 2019 World Boxing Championships)出場[9]

脚注

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外部リンク

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