松本良一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松本 良一
名前
カタカナ マツモト リョウイチ
ラテン文字 MATSUMOTO Ryoichi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1974-07-09) 1974年7月9日(49歳)
出身地 福岡県
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1987-1990 北九州市立浅川中学校
1990-1993 福岡県立北筑高等学校
1993-1997 中京大学 体育学部
1997-1999 中京大学大学院 体育学研究科
監督歴
1999-2001 立正大学サッカー部フィジカルコーチ
2002-2005 ジェフユナイテッド市原フィジカルコーチ
2006 ジェフクラブフィジカルコーチ
2007-2008 立正大学サッカー部フィジカルコーチ
2009 ジェフユナイテッド市原・千葉U-18フィジカルコーチ
2010-2011 アビスパ福岡フィジカルコーチ
2012-2017 サンフレッチェ広島フィジカルコーチ
2018-現在 日本代表(SAMURAI BLUE)兼東京2020オリンピック サッカー日本代表フィジカルコーチ
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

松本 良一(まつもと りょういち、1974年7月9日 - )は、福岡県出身のサッカー指導者。現サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)兼東京2020 オリンピックサッカー日本代表フィジカルコーチ。

来歴[編集]

小学校からサッカーを始め、小・中・高等学校時代は福岡代表(福岡県国体代表)にも選ばれた。中京大学体育会サッカー部では東海学生 サッカーリーグで、新人王、得点王、ベストイレブンの三冠に輝く。その後、中京大学大学院体育学研究科[1] に進む。

1999年、立正大学サッカー部のフィジカルコーチに就任してから指導者としてのキャリアを始める[1]。2000年、関東大学サッカーリーグ昇格に貢献した。

2002年、ジョゼフ・ベングロシュ率いるジェフユナイテッド市原(当時)のトップチームフィジカルコーチに就任する[1]。2003年以降、イビチャ・オシムのもとでフィジカルコーチとしてチームを支え、2005年シーズンのナビスコカップ優勝に貢献した[1][2]。2006年以降はジェフユナイテッド市原・千葉のアカデミーや古巣立正大学でフィジカルコーチとして指導した[1]

2010年、中京大学の2年先輩にあたる篠田善之率いるアビスパ福岡のフィジカルコーチに就任する[1] と、チームのフィジカルを劇的に向上させ、同年度のJ1昇格に貢献した[3]

2012年、森保一率いるサンフレッチェ広島F.Cのフィジカルコーチに就任する[1]。チームフィジカル管理の全権を与えられ[4]、3度のJ1優勝、2014年天皇杯の準優勝、2014年のナビスコカップ準優勝、FIFAクラブワールドカップ2015:第3位に貢献した。

2018年よりに2020年東京オリンピック出場する森保一率いるサッカー日本代表フィジカルコーチに就任し、2018年アジア競技大会で銀メダルを獲得した。また、2018年9月より日本代表(SAMURAI BLUE)フィジカルコーチも兼任し、AFCアジアカップ2019準優勝に貢献した。 2020東京オリンピックでは4位。 2022 FIFAワールドカップ カタールではラウンド16でクロアチアに敗戦したが、グループリーグではドイツとスペインに勝利し1位突破した。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g サンフレッチェ広島公式2011年12月22日付
  2. ^ 2004新体制・新加入選手発表および新ユニフォームデザイン発表記者会見のご案内”. ジェフユナイテッド市原・千葉公式 (2004年2月4日). 2014年1月27日閲覧。
  3. ^ J1昇格をつかんだ福岡、躍進の要因”. スポーツナビ (2010年11月14日). 2014年1月27日閲覧。
  4. ^ 森保監督の改革実った!日本人2人目の新人監督V…広島”. 報知新聞 (2012年11月25日). 2012年11月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月27日閲覧。

参考資料[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]