松原達哉

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松原 達哉(まつばら たつや、1930年4月3日 - )は日本の臨床心理学[1]。臨床心理士・日本カウンセリング学会認定カウンセラー・上級産業カウンセラー。東京福祉大学名誉学長。立正大学 心理学部教授名誉教授)専門は、臨床心理学。カウンセリング心理学。生活分析的カウンセリング法(LAC法)創案者。就学レディネスの研究。岐阜県生まれ。

略歴・人物[編集]

  • 1955年 東京教育大学教育学部心理学科卒業。
  • 1958年 東京教育大学大学院修士課程教育心理学専攻修了。
  • 1965年 東京教育大学大学院博士課程教育心理学専攻単位取得満期退学。
  • 1965年 東京教育大学教育学部助手。
  • 1974年 筑波大学心理学系助教授。
  • 1988年 筑波大学心理学系教授
  • 1994年 鶴見大学教授[2]
  • 1995年 立正大学 文学部教授
  • 2006年 東京福祉大学大学院教授
  • 2011年 東京福祉大学学長

著書[編集]

カウンセリング関係[編集]

単著[編集]

  • 『現代学生かたぎ-未来への志向を探る』 産心社 (1977)
  • 『好感を与える面接法-こんな学生が面接に強い』 エール出版 (1978)
  • 『帰国子女の学習適応に関する研究-日本におけるバイリンガリズム [文部省昭和54年度特定研究]』 (1980)
  • 『ひとりっ子症候群』 旺文社 (1984)
  • 『職業興味テスト-あなたにむいている職業は?』 偕成社 (1985)
  • 『職業の適性と選び方』 日東書院 (1987)
  • 『自分を活かす大学の選び方』 産心社 (1988)
  • 『松原達哉的生活分析相談法-心理相談予測験』 中華人民大学出版社 (1955)
  • 『子どもの危険信号-学校・家庭でどう対応するか』 日本教育新聞社 (1996)
  • 『自己発見「20の私」』 東京図書出版 (1999)
  • 『キミに合った大学の選び方・2001年度版』 産心社 (2000)

編著[編集]

  • 『心理テスト法入門-基礎知識と技術獲得のために』 日本文化科学社 (1976 新訂増補版 2001)
  • 『学校教育相談』 日本文化科学社 (1978)
  • 『精神衛生』 学術図書出版 (1986)
  • 『学校カウセリング講座』 全5巻 ぎょうせい (1988)
  • 『メンタルヘルスガイド-充実した大学生活を送るために』 教育出版 (1994)
  • 『学校カウンセリングの考え方・進め方』 教育開発研究所 (1994)
  • 『今いじめられている君へ-カウンセラー50人からの手紙』 教育開発研究所 (1995)
  • 『いじめっ子への処方箋-カウンセラー50人によるいじめ解決法』 教育開発研究所 (1996)
  • 『スクール・カウンセリング読本』 教育開発研究所 (1996)
  • 『進学指導のためのカウンセリング』 東洋館出版社 (1997)
  • 『普通の子がふるう暴力-いじめ・暴力の心理と予防・指導法』 教育開発研究所 (1998)
  • 『カウンセリングを活かした授業づくり』 学事出版 (1998)
  • 『怎様回答孩子的問題』 中華民国・王家出版有限公司 (1998)
  • 『生活分析相談法』 中国・心理相談的理論操作 (1998)
  • 『学校カウンセリング、援助と指導の基礎・基本』 学事出版 (2000)
  • 『非行・暴力・性の問題・薬物乱用に対応するカウンセリング』 学事出版 (2000)
  • 『学校・学級不適応に対応するカウンセリング』 学事出版 (2000)
  • 『教師のためのカウンセリング技法』 教育開発研究所 (2001)
  • 『「不登校・ひきこもり」指導の手引』 教育開発研究所 (2001)
  • 『「いじめ」指導の手引』 教育開発研究所 (2001)
  • 『「学級崩壊」指導の手引』 教育開発研究所 (2001)
  • 『スクールカウンセラーと連携した指導』 教育開発研究所 (2002)
  • 図解雑学、臨床心理学』 ナツメ社 (2002) ISBN 9784816332326
  • 『心理学概論』 培風館 (2002)

論文[編集]

  • 「大学生の留年の研究 (1) (2)」 『筑波大学心理学研究』 第1号 (1979)・2号 (1980)
  • 「日本の大学における学生相談活動」 『筑波大学心理学研究』 第5号 (1982)
  • 「海外帰国子女の民族的帰属意識・集団同調性・個人志向性の研究」 『東京学芸大学海外子女教育センター研究紀要』 第1号 (1982)
  • 「Student apathyの生活分析的カウセリング」 『相談研究』 第18巻 1号 (1985)
  • 「生活分析的カウンセリング (LAC法) の方法と開発と改善」 『学生相談研究』 第8巻 (1987)
  • 「大学生の五月病」 『カウンセリング研究』 第20巻 1号 (1987)
  • 「学生相談の現状と将来」 『学生相談研究』 第10巻 1号 (1989)
  • 「Student apathyの特徴と研究動向」 『カウンセリング研究』 第26巻 2号 (1993)
  • 「学習意欲を喪失し、音楽サークルに逃避している学生-生活分析的カウセリングの適用-」 『学生相談研究』 第15巻 2号 (1994)
  • 「阪神・淡路大震災と生きる感動を育む教材」 『日本教材学会年報』 第8号 (1996)
  • 「いじめ問題にどう取り組むか」 日本教育文化研究所『教育創造』 第30巻 16号 (1996)
  • 「スクールカウンセラー等の活用とこれからの教育相談」 『学校経営』 第41巻 2号 (1996)
  • 「主体的な進路選択を培うキャリアカウンセリング」 『中等教育資料』 第683号 (1996)
  • 「いじめ・自殺・非行予防のために-現代っ子の心理と学校カウンセリング」 総合初等教育研究所『教育時報』 第76号 (1997)
  • 「生活分析的カウセリングの理論と技法 (1)」 『立正大学大学院紀要』 13 (1997)
  • 「いじめの実態と予防法・対処法」 『教育時報』 第82号 (1997)
  • 「心の交流を深めるカウンセリング」 『高等教育』 第30巻 11号 (1997)
  • 「生活分析的カウセリングの理論と技法 (2) -生活分析的カウセリングとStudent apathy」 『立正大学文学部論叢』 第106号 (1997)
  • 「生活分析的カウセリングの理論と技法 (3)」 『立正大学人文科学科研究所年報』 第35号 (1998)
  • 「異文化日本で学ぶ留学生のカルチャーショック」 『現代のエスプリ』 第377号 (1998)
  • 「スクールカウンセラーの学校教育への導入の必然性と問題改善策」 『文部時報』 第1470号 (1999)
  • 「生活分析的カウセリングの理論と技法 (4)」 『立正大学文学部研究紀要』 第15号 (1999)
  • 「子どもたちの崩壊にいかに立ち向かうか」 『感性・心の教育』 第2号 (1999)
  • 「中学生の暴力行為と対処法」 『立正大学文学部論叢』 第111号 (2000)
  • 「スクールカウンセラーの活用と教育相談体制の在り方」 『学校経営』 第145号 (2000)
  • 「心理カウンセラーの資格問題」 『筑波大学学校教育学会誌』 第7号 (2000)
  • 「テスト不安と環境要因-親、友人、教師などの身近な他者と不安との関係」 『立正大学哲学心理学会紀要』 第27号 (2000)
  • 「得意科目と不得意科目数とテスト不安との関係」 『立正大学大学院文学研究科大学院年報』 No.18 (2001)
  • 「小中高生のテスト不安に関する国際比較研究 (1) -Friedben テスト不安尺度日本版の作成と性差・発達差」 『立正大学人文科学研究所年報』 No.38 (2001)
  • 「無気力・無関心」 『学校教育研究所』(2001)、「専門学校生のストレス緩和に対する心理教育的グループの試み」 『学生相談研究』 22 (3) (2001)

教育心理学関係[編集]

単著[編集]

  • 『成績自由自在の教育心理-“やる気”を起すベスト勉強法』 講談社 (1978)
  • 『性格別勉強法-自分に合わない勉強法では損をする』 学陽社 (1982)
  • 『小学 1・2・3年生の家庭学習法』 産心社 (改訂版 1986)
  • 『小学 4・5・6年生の家庭学習法』 産心社 (改訂版 1986)
  • 『学生相談組織の歴史と現状』 星和書店 (1994)
  • 『親子生活学習』 中国・王樹林出版社 (1997)
  • 『青年期の課題と自己形成』 桐原書店 (1998)
  • 『初中高生効率学習法』 中国・大地出版 (1998)
  • 『小学生高効率学習法』 中国・大地出版 (1998)
  • 『如何回答孩子的問題』 中国・新潮社文化事業有限公司 (1998)
  • 『キレない子どもに育てる心の教育』 実務教育出版 (1999)
  • 『基本的な生活習慣の形成』 学校教育研究所 (1999)

編著[編集]

  • 『教育心理学』 日本文化科学社 (1997)
  • 『学力の診断』 日本文化科学社 (1979)
  • 『知能の診断』 日本文化科学社 (1980)
  • 『学習についての相談』 ぎょうせい (1992)
  • 『心の健康と教育』 第一法規 (1996)

翻譯[編集]

  • エンゲルマン夫妻 (編訳) 『ボクできちゃった-5才までの算数の教え方』 日本放送出版協会 (1972)
  • ポール・ヤコブズ『ヤコブズ博士の知能開発法』 講談社 (1981)
  • 『七つの能力で生きる力を育む』 北大路書房 (2000)

論文[編集]

  • 「レディネスに関する実験的研究」 『教育心理学研究』 第7巻 3号 (1959)
  • 「社会的成熟度の発達と形成要因に関する研究」 『教育心理学研究』 第12巻 3号 (1964)
  • 「優秀児の発生条件」 『教育心理』 第13巻 1号 (1965)
  • 「生まれた月からみた児童・生徒の心身発達差に関する縦断的研究」 『教育心理学研究』 第14巻 1号 (1966)
  • 「学業不均衡児に関する研究」 『教育心理学研究』 第15巻 3号 (1967)
  • 「脳性まひ児の抽象能力」 『東京教育大学教育学部紀要』 第14巻 (1968)
  • 「学習レディネスとしての経験的背景に関する研究 (II)」 『東京教育大学教育学部紀要』 第19号 (1973)
  • 「筑波大学生の生活意識 (II) -学群別分析」 『筑波フォーラム』 第2号 (1977)

幼児教育関係[編集]

単著[編集]

  • 『幼児の数の指導』 日本文化科学社 (1969)
  • 『幼児の算数-数・量・図形・空間の指導』 ひかりのくに (1975)
  • 『0歳からの知的教育』 産心社 (1977 改訂版 1986)
  • 『幼児の質問 上手な答え方-知能の芽を育てるために』 産心社 (1977)
  • 『知能をのばす母と子のあそび 1 - 2歳編 3 - 4歳編 5 - 6歳編』 産心社 (1978)
  • 『子どもの創造性をめざましく伸ばす-三歳からの育て方』 講談社 (1979)
  • 『質問期-ママ、どうして?質問の心を大切に』 日本図書文化協会 (1979)
  • 『0歳からの知能教育』 全3巻 産心社 (1979 新版 1991 新装改版 1995)
  • 『幼児の発達と家庭教育』 明治図書 (1982)
  • 『幼児のことばと数の指導』 明治図書 (1982)
  • 『4・5・6歳児のしつけ』 成美堂出版 (1983)
  • 『0歳からのしつけ』 産心社 (改訂版 1985)
  • 『3歳までの心理としつけ』 成美堂出版 (1987)
  • 『3歳までの能力開発』 韓国・創知社 (1994)
  • 『幼児の質問・上手な答え方』 韓国・創知社 (1994)
  • 『子どもを伸ばす「なぜ」の聞き方・答え方』 PHP研究所 (1996)・韓国 Education Academy Publishing Co. (1996)
  • 『幼児知能開発百科』 中国・婦女出版社 (1997)
  • 『0 - 18個月智能啓発遊戯 (1)』 中華民国・笛藤出版 (1997)
  • 『0 - 18個月智能啓発遊戯 (2)』 中華民国・笛藤出版 (1997)
  • 『嬰幼児知力開発指南』 中国・大地出版 (2000)
  • 『子育て、しつけ心理学』 創教出版 (2001)

共著[編集]

  • 岡田明と共著 『数・文字とその導き方』 明治図書 (1973)

翻譯[編集]

  • エリザベス・B・ハーロック (牛島めぐみと共著) 『子どもの発達と育児』 誠信書房 (1968)
  • C. ベライターほか (粕谷芳代らと共著) 『ベライター・エンゲルマンの新幼児教育法』 日本文化科学社 (1974)

心理テスト関係[編集]

単著[編集]

  • 『学力向上要因診断検査 (FAT)』 日本文化科学社 (1967)
  • 『能率的学習法診断検査 (ESHI)』 日本文化科学社 (1968)
  • 『就学レディネステスト (RTS)』 日本文化科学社 (1969)
  • 『教育指導における心理テストの使い方』 日本評論社 (1999)
  • 『カウンセリングの理論と技法-心理測定』 K・K 慈恵教育事業部 (1999)
  • 『就学レディネステスト』 エム・シーム・コーポレーション (2002)

共著[編集]

  • 『不安傾向診断検査 (GAT)』 日本文化科学社 (1960)
  • 『CQS 就学児用知能検査』 日本文化科学社 (1967)
  • 『WPPSI 知能診断検査』 日本文化科学社 (19690)
  • 『身体障害児童生徒性格診断検査』 図書文化社 (1979)
  • 『宗教研式発達診断検査』 サンマーク (1980)
  • 『総合学年別知能検査 (GIT)』 日本文化科学社 (1981)
  • 『K-ABC 心理・教育アセスメントバッテリー』 丸善メイツ (1993)
  • 『メンタルヘルス・シート』 総務省人事局 (2001)

脚注[編集]

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  1. ^ a b 東京福祉大学 学長 松原 達哉(まつばら たつや)さん”. いせさき新聞. 2012年5月12日閲覧。
  2. ^ 理事長挨拶”. 日本学生相談学会. 2012年5月12日閲覧。

参考文献[編集]

先代:
相澤英之
東京福祉大学学長
2011年 - 2013年
次代:
藤田伍一