東芝ワイドワイドサンデー〜あなたとつくる365分〜
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東芝ワイドワイドサンデー 〜あなたとつくる365分〜 | |
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ジャンル | ワイド番組 |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 1969年11月9日-1972年9月24日 |
放送時間 | 日曜日 12:45-18:50 |
放送局 | ABCラジオ |
パーソナリティ | 乾浩明、笑福亭鶴光、松尾千里、末広真季子 |
提供 | 東芝 |
東芝ワイドワイドサンデー〜あなたとつくる365分〜は、朝日放送ラジオ(ABCラジオ)で、1969年11月9日から1972年9月24日に生放送していたワイド番組である。東芝一社提供。
概要
[編集]ABCヤングリクエスト・空からこんにちはの成功を受けて、日曜日の午後枠にまるごとワイド放送枠を設けてスタートさせた[1]。当時民放ラジオ局では2時間ワイド枠が主流であった。TBSラジオからのネット受けで放送されていた東芝提供の「リラックス・オン・サンデー」を時間帯を移動の上で存続させるか、打ち切るかで悩んだが、番組開始前にABCラジオの営業・編成担当が東芝に番組の企画意図を伝えた。そして東芝が快くOKして番組開始にこぎつけた[2]。
放送時間6時間5分で一社提供と言う民放ラジオ局史上、画期的な企画で業界からも評判を呼んだ。当時の東芝広報部長は「ライバル会社が嫌がりそうな番組をやりたかった」と手ごたえを感じていたと言う[3]。
同じ時期にはニッポン放送でも同様の企画を取り入れた「東芝ワイドワイドサンデー」が放送されていた。
東芝撤退後も「ワイドワイドサンデー」は残り、大日本除虫菊(金鳥)協賛の「金鳥サンデースコープ180分」として放送された。また東芝はこの後土曜日の12:10-13:30にスポンサー協賛を移し「東芝サタデーワイド」を立ち上げる。
内容
[編集]FMカー、ヘリコプター、電話等の情報を取り、更には競馬中継、スタート前年度までは単独番組だったプロ野球日曜薄暮ゲーム中継や、リクエスト等のコーナーが目白押しだった。
出演者
[編集]朝日放送アナウンサー
[編集]その他
[編集]主なコーナー
[編集]- 真昼の大捜査線
- ワイワイ三十石
- 歴史・考古学訪問
- 映画案内
- リクエストコーナー
- 中央競馬中継
他
参考文献
[編集]- 「朝日放送の50年 I」
脚注
[編集]- ^ 「マスコミの動き1969年(11月~12月)」『マスコミ市民 : ジャーナリストと市民を結ぶ情報誌』第41号、日本マスコミ市民会議、1970年9月1日、56 - 61頁、NDLJP:3463617/32。
- ^ 社史「朝日放送の50年 I」 P169より
- ^ 社史「朝日放送の50年 I」 P170より
ABCラジオ 日曜午後ワイド枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
リクエスト大行進
(12:45~15:25) 朝日新聞ニュース (15:25-30) リラックス・オン・サンデー (TBSラジオ制作) (15:30-16:30) プロ野球実況中継・日曜薄暮ゲーム (16:30-18:55) |
東芝ワイドワイドサンデー〜あなたとつくる365分〜
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