服部

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服部(はっとり、はとり)

原義[編集]

  • 機織部 - はたおりべ・はとりべ。古代日本において機織りの技能を持つ一族渡来人から構成された部民、およびその活動地域。後に「ベ」音が黙字化し「服部」になった(服部 (品部))。語源としては羽鳥も同じ意味を持つ[1]
  • 服部郷 - 上記に因む古代日本の国郡里制のの一つ。

地名[編集]

地方公共団体[編集]

その他の地名[編集]

氏族・人名・人物[編集]

姓としての「服部」はもともと漢字表記では「服織部」で、その「織」の字をのちに省略するようになり、「服部」となった[3]。(音としては)のちに「べ」の音がとれ、「促音」が入って、「はっとり」とも発音されるようになった。

ほか多数

組織・施設[編集]

芸術・漫画・ゲーム[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 日本姓氏語源辞典
  2. ^ 岩美郡服部村(後の福部村、現在の鳥取市福部町)とは異なる
  3. ^ 高澤等、森岡浩 著『日本人の名字と家紋』プレジデント社、2017、p.14。

関連項目[編集]