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日本ボディビル・フィットネス連盟

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日本ボディビル連盟から転送)
公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟
創立者 川崎秀二
団体種類 公益社団法人
設立 1982年
所在地 東京都台東区浅草橋四丁目9番11号
法人番号 4010505001199 ウィキデータを編集
起源 日本ボディビル協会
主要人物 会長 辻本俊子、前会長 青田正順
活動地域 日本の旗 日本
主眼 ボディビルの普及発展、国民の心身の健全な発達
活動内容 各種選手権大会の主催
国際選手権の開催・代表選手の派遣、審査員役員の選考・派遣など
活動手段 ジャパン・オープン、日本クラス別、日本マスターズ、ミスター日本、ミズ日本などの選手権の開催
収入 -4,268万円(2024年度、経常増減額)
基本財産 -3,523万円(2024年度、正味財産合計)
従業員数 6名(2024年度末)
会員数 58名(正会員)
ウェブサイト https://www.jbbf.jp
前身の日本ボディビル協会は1955年設立
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公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟 (にほんボディビル・フィットネスれんめい、JBBF、: Japan Bodybuilding & Fitness Federation[1])は、日本最大のボディビル国内競技連盟。旧所管は文部科学省日本オリンピック委員会(JOC)加盟団体。

歴史

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  • 1955年12月9日 - 前身の日本ボディビル協会設立。会長は厚生大臣の川崎秀二。副会長は医学博士の水町四郎と雑誌編集長の田鶴浜弘。理事長は早大レスリング部コーチの平松俊男であった。
  • 1956年1月14日 - 初の全国大会「ミスター日本ボディビルコンテスト」を神田共立講堂で開催。初代のミスター日本は中大路和彦。
  • 1965年 - 関西を拠点にしていた全日本ボディビル協会と統合し、各都道府県に県協会を設立し全国組織となる。最高顧問として関東側から川崎秀二、関西側から中村広三、会長は参議院議員・日本アマチュアレスリング連盟会長の八田一郎、理事長は玉利齋。
  • 1967年 -ベンチプレスとスクワットによる記録挑戦会を開催。以降はパワーリフティング大会を主催。
  • 1979年 -世界パワー協会が設立されたことに伴い、日本パワー協会が設立。パワーリフティング大会が移行。
  • 1982年 - 社団法人日本ボディビル連盟に改称。国際ボデイビル連盟 (IFBB) に正式加盟。
  • 1983年 - 女性の日本大会「ミス日本コンテスト」を初めて開催。
  • 1992年1月7日 - 文部省から社団法人に正式認定。
  • 2013年4月1日 - 公益社団法人に組織を移行し、名称を日本ボディビル・フィットネス連盟へ改称した[2]

選手登録

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JBBFが開催する大会に出場するためには選手登録が必要である。[3]

その際の所属先は次のとおり

  • JBBF認定のクラブ・同好会(認定クラブ)のある都道府県連盟
  • 個人登録、オープン登録の場合は勤務先または居住先の都道府県連盟
  • 社会人連盟の場合は社会人連盟
  • 学生連盟の場合は学生連盟
  • 都道府県連盟が未登録の場合は当該地域を統括するブロック長の所属都道府県連盟

かつてのように認定クラブに所属していないと大会に出場できないということはない。

ドーピングへの対応

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  • JBBFはドーピング(禁止薬物使用)について厳格な対応を取っており、大会においてドーピングが認められた選手は、厳しい処分を下す。
  • 2023年12月からは、アンチ・ドーピング相談窓口を開設した。
  • アンチ・ドーピング活動を強化しており、例えば2024年度は、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構JADAドーピング検査4大会実施。さらに簡易ドーピング検査52大会(前年14)、537名(同174名)としている。
  • アンチ・ドーピング講習会にも力を入れており、リアル会場とオンデマンド受講の選択肢がある。

ほかのボディビル団体との関係

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日本国内

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JBBF以外の団体としては2024年現在、NPO法人全日本ナチュラルボディビルディング連盟(以下「ANNBBF」, All Nippon Natural BodyBuilding Federation)、学生ボディビル連盟(以下「学連」)などがある。

JBBFでは、選手登録規程第10条で「協力関係にある団体の定義」を定めている。

海外

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IFBBとの繋がりがある日本唯一の組織で、IFBB世界ボディビル選手権(Mr.ユニバース)にも多数の選手を派遣している実績がある。

主な主催大会

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  • 日本男子ボディビル選手権大会
  • 日本女子フィジーク選手権大会
  • JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS
  • 日本クラス別選手権大会(男子ボディビル・女子フィジーク)
  • 日本マスターズ選手権大会(男子ボディビル・女子フィジーク)
  • ALL JAPAN FITNESS CHAMPIONSHIPS
  • 日本クラシックボディビル選手権大会
  • 日本クラシックフィジーク選手権大会
  • ジャパンオープン選手権大会
  • JOCジュニアオリンピックカップ 日本ジュニア男子ボディビル選手権
  • オールジャパンジュニアフィットネスチャンピオンシップス
  • 全国高校生男子ボディビル選手権大会
  • 全国高校生メンズフィジークチャンピオンシップス
  • SPORTEC CUP

TV出演

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脚注

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  1. ^ 定款 第1章総則 (PDF) (公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)〔改名と同時に英称もJapan Bodybuilding FederationからJapan Bodybuilding & Fitness Federationへ変更する。〕
  2. ^ 平成24年度 第2回総会議事録(抜粋) - 第1号議案 (PDF) - (日本ボディビル連盟)
  3. ^ 選手登録規程

関連項目

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外部リンク

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