文化財防災センター
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文化財防災センター（ぶんかざいぼうさいせんたー）とは、日本国の文化財の被災を防止する目的で設置された国立文化財機構が運営する防災センターである[1]。
事業内容[編集]
文化財防災センターは3つのミッションと事業の5つの事の柱を掲げ、活動している。
以下はそれらとそれらの内容の詳細である。
3つのミッション
事業の5つの柱
1.地域防災体制の構築
地域内連携体制の確立促進
地域防災計画に必要な文化財関連項目の調査研究・提言
2.災害時ガイドライン等の整備
文化遺産防災ネットワーク推進会議
災害発生に備えた活動ガイドラインの作成
3.レスキューおよび収蔵・展示における技術開発
文化財防災のための技術的連携体制構築に向けた検討
被災文化財等の保全処置、保存環境等に関する研究と指針の策定・公開
博物館・美術館・社寺等における展示・収蔵品の安全対策に関する研究
4.普及啓発
研修の実施
シンポジウム・研究会の開催
ウェブサイトでの公開
5.文化財防災に関する情報の収集と活用
文化財防災に携わる団体の活動に関する情報の収集
文化遺産の防災に関する有識者会議
文化財所在情報のデータベース共有化
地方指定等文化財に関する収集・整理・共有化
歴史自然災害の考古学的痕跡データベースの構築
文化財が被災した災害に関する事例集の作成
組織体制[編集]
脚注[編集]
- ^ “文化財防災センター センター長ご挨拶”. 文化財防災センター. 2024年3月30日閲覧。