扶桑町総合体育館

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扶桑町総合体育館
扶桑町総合体育館
施設情報
用途 屋内スポーツ
管理運営 扶桑町
構造形式 鉄筋コンクリート2階建て
一部鉄骨
敷地面積 4,437 m2
階数 地上2階
竣工 1983年昭和58年)3月15日[1]
総工費 7億7,500万円[1]
所在地 480-0102
愛知県丹羽郡扶桑町柏森平塚370
位置 北緯35度21分8.7秒 東経136度54分56.72秒 / 北緯35.352417度 東経136.9157556度 / 35.352417; 136.9157556 (扶桑町総合体育館)座標: 北緯35度21分8.7秒 東経136度54分56.72秒 / 北緯35.352417度 東経136.9157556度 / 35.352417; 136.9157556 (扶桑町総合体育館)
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扶桑町総合体育館(ふそうちょうそうごう たいいくかん)は、愛知県丹羽郡扶桑町にある体育館

概要[編集]

扶桑町では1956年昭和31年4月1日より工場誘致条例を適用し、工場誘致を積極的に進めてきた。次々と町内に工場が誘致されたが、そうした工場の中には業績不振のため倒産するものも現れた。そうした工場の一つである東和電機の工場敷地跡を町が買収、整備し、1972年昭和47年10月1日、扶桑町総合グラウンドが竣工。その後、敷地内に体育館、プールが建設され、現在に至る[1]

利用時間は9:00~21:00。休館日は毎週火曜日及び12月28日から1月3日の年末年始。

通常の窓口受付に加え、施設の検索・施設の予約・空き状況検索等をパソコン・携帯電話からインターネットを通じて行うことが可能(公共施設予約

沿革[編集]

施設[編集]

第1競技場
  • 面積:1,330m2
  • 観客席(2階):298席
種目 同時使用面数
バスケットボール 2面
バレーボール 2面
バドミントン 6面
卓球 15台
器械体操器具 1式
第2競技場
  • 面積:385m2
種目 同時使用面数
バレーボール 1面
バドミントン 1面
卓球 7台
柔剣道場
  • 面積:420m2
その他
  • トレーニング室(112.5m2
  • 健康相談室(45.0m2
  • 会議室兼応接室(45.0m2
  • ミーティング室(36.4m2
  • 会議室1(35.0m2
  • 会議室2(35.0m2
  • 会議室3(52.5m2

扶桑町総合グラウンド[編集]

軟式野球一面またはソフトボール三面ができるグラウンドであるが、グラウンドゴルフ、ゲートボール、サッカーその他の体育行事、一般的な屋外行事にも広く利用されている。1981年昭和56年)に照明施設を建設し(照明塔5基、工費3,800万円)、夜間利用もできるようになった。1994年平成6年)の第49回国民体育大会もここで実施された[2]

設立 規模 工費
1972年10月1日 10,620m2 1,235万

扶桑町町民プール[編集]

総合体育館の隣接地にあり、大プール(長辺25メートル)及び円形の幼児用プール(直径18メートル、深さ50センチ)があり、夜間照明施設を持つプールで、例年7月第一土曜日より8月末まで開場し、町民に親しまれていた。大プールは学校給食共同調理場の新築用地となって2009年の利用を最後に取り壊された[3]。利用料は大人100円、幼児は無料で、2019年は約880人が訪れた。

2021年令和3年3月8日、扶桑町は町民プールの使用を2021年度から中止すると明らかにした[3]。2020年は新型コロナウイルス感染防止のためプールは開かれず、水遊びは結果的に2019年が最後となった。「施設の老朽化と利用者の減少」がプールの使用中止の理由だという。

設立 規模 工費
1974年6月15日 953m2 8,915万

扶桑町町民テニスコート[編集]

扶桑町に二つあるテニスコートのうちの一つ(もう一つは木曽川扶桑緑地公園)。扶桑町立扶桑北中学校丹羽高等学校のテニス部が利用するほか、地元のテニス愛好家たちが多く利用している。

  • 愛知県丹羽郡扶桑町大字柏森字平塚357−1
  • クレーコート3面
  • 練習板
設立 規模 工費
1982年3月30日 3,946m2 1,890万

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『扶桑町史』p.422
  2. ^ 『扶桑町史』p.423
  3. ^ a b 『中日新聞』2021年3月9日付朝刊近郊版14頁、「扶桑の町民プール 新年度から中止に 老朽化と利用減で」

参考文献[編集]

  • 『扶桑町史(下)』扶桑町、1998年1月、422-423頁。 

外部リンク[編集]