平戸大橋
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平戸大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 平戸市岩の上町-同市田平町小手田免間 |
交差物件 | 平戸瀬戸 |
建設 | 1973 - 1977年 |
座標 | 北緯33度21分23秒 東経129度34分21秒 / 北緯33.35639度 東経129.5725度座標: 北緯33度21分23秒 東経129度34分21秒 / 北緯33.35639度 東経129.5725度 |
構造諸元 | |
形式 | 吊橋 |
全長 | 665m |
幅 | 10.7m |
高さ | 30m(桁下) |
地図 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
平戸大橋(ひらどおおはし)は、長崎県平戸市にある平戸島と本土部を隔てる平戸瀬戸に架かる吊橋である。
概要
[編集]1977年(昭和52年)4月4日に平戸大橋有料道路の一部として開通した(歩行者天国としては3月27日に開通)[1][2]。橋は全長665m、主塔間465.4m、幅10.7mのトラス吊橋構造で、海面上30mにある[1]。橋の総事業費は56億円[1]。
建設時(着工時)は主要地方道平戸田平線だったが[2]、建設途中の1975年(昭和50年)4月に当該区間が国道383号に格上げになった[3]。
橋には車道と並んで歩道があったが、車両のみ通行料金[4]を徴収していた。
要目
[編集]- 延長: 665m(中央径間465.4m)
- 橋の等級: 一等橋
- 設計自動車荷重: 20トン
- 幅員: 10.7m
- 桁下高さ: 30m
歴史
[編集]- 1966年(昭和41年)3月: 長崎県が平戸瀬戸架橋調査事業を県政振興計画に加える。
- 1969年(昭和44年)12月26日: 平戸大橋有料道路の建設が建設大臣より許可される。
- 1973年(昭和48年)3月16日: 長崎県知事と田平町長らとの間に「平戸大橋の建設に伴う田平町商工振興に関する協定書」が調印される。
- 1973年(昭和48年)3月26日: 平戸大橋の起工式が行われる。
- 1977年(昭和52年)4月4日: 開通式が行われ、供用を開始する。
- 1987年(昭和62年)4月4日: 開通10周年にあたり、電球によるイルミネーションが取り付けられる。
- 1996年(平成8年)3月11日: 平戸大橋有料道路が維持管理有料制度による有料道路となる。
- 2007年(平成19年)7月19日: 午前8時50分ごろ、大橋下を通過中の貨物船のクレーン先端が平戸大橋に衝突し、橋が破損した。また、並行する送電線が切断されたため平戸市と周辺の約3万世帯が停電するなどの影響が生じた。
- 2010年(平成22年)4月1日: 平戸大橋有料道路が無料開放される。
周辺
[編集]平戸大橋(国道383号)の本土側の平戸大橋入口交差点は国道204号に接続する丁字路だったが、2023年(令和5年)7月12日に長崎県道258号平戸江迎線が接続して十字路になった[6]。しかし、十字路となって以降、渋滞が頻発する地点となっており、右折車線の延伸などが検討されている[7]。
- 平戸大橋公園
- 田平公園
脚注
[編集]- ^ a b c “平戸大橋”. 平戸市. 2023年9月9日閲覧。
- ^ a b 坂本良一、犬束洋志. “平戸大橋の地盤調査-主として軟岩の調査と設計について-”. 土質工学会. 2023年9月9日閲覧。
- ^ “出資団体の概要 長崎県道路公社”. 長崎県道路公社. 2023年9月9日閲覧。
- ^ 有料道路末期の通行料金は、普通車・中型車・軽自動車は100円、大型車 (I) は150円、大型車 (II) は300円、軽車両等は10円だった。 ※出典は外部リンク(平戸大橋有料道路)による。(2012年2月7日閲覧)
- ^ “広報ひらど 2010年3月号”. 平戸市. 2023年9月9日閲覧。
- ^ “一般県道 平戸江迎線(平戸大橋側)部分開通のおしらせ”. 長崎県県北振興局. 2023年9月9日閲覧。
- ^ “渋滞頻発の平戸大橋入口交差点 長崎県と市、関係機関と調整へ 右折車線を延伸案など”. 長崎新聞. 2023年9月9日閲覧。
参考文献
[編集]- 「田平町郷土誌」(田平町教育委員会)
関連項目
[編集]- 九州地方の道路一覧
- 支間長順の吊橋の一覧
- 日本の橋一覧
- 無料開放された道路一覧
- 100円橋 - 1996年から2010年までの維持管理有料制度時代、普通車などの通行料金が100円だった。