岩谷技研
岩谷技研(いわやぎけん)は、日本の発明家、科学者の岩谷圭介が設立した、宇宙開発企業である。
概要[編集]
社長は2023年8月現在も、岩谷圭介。
本社は北海道札幌市北区。2023年12月8日、本社を北海道江別市に移転[1]。
社員数は55名[2]。
岩谷技研は、2023年度の宇宙旅行サービスの開始を明言している[3]。
設立は2016年。
2018年の魚用宇宙用気球の実験では、宇宙に到達している[4]。
現在も、月2から3の頻度で宇宙に向け有人宇宙用気球を飛ばしている。
実験場は主に北海道士幌町の農村運動公園。
前史[編集]
社長の岩谷圭介は、北海道大学の在学中、海外で風船にカメラを付けて、空へ飛ばしたと言うニュースを知り、「自分もやってみたい!」と思い立った。最初は資金などが足りず、100円ショップ、東急ハンズにあるもので開発を始める。
失敗を繰り返しながらも、11号機で初めて宇宙の映像を撮影することに成功している。 2014年には事業化した。
脚注[編集]
- ^ “札幌の岩谷技研、江別に本社移転 宇宙関連新興企業:北海道新聞デジタル”. 北海道新聞デジタル. 2023年11月30日閲覧。
- ^ “株式会社岩谷技研|INITIAL”. INITIAL. 2023年11月30日閲覧。
- ^ 日経クロストレンド. “「2400万円宇宙の旅」 岩谷技研とJTB、2023年度内に実現へ”. 日経クロストレンド. 2023年8月21日閲覧。
- ^ yoshiura (2018年6月8日). “岩谷技研、宮古島から魚を宇宙に”. 宮古島経済新聞. 2023年8月21日閲覧。