コンテンツにスキップ

山形孝夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山形 孝夫(やまがた たかお、 (1932-01-03) 1932年1月3日(92歳)[1]- )は、日本の宗教人類学者、宮城学院女子大学名誉教授[2]

来歴

[編集]

宮城県仙台市に生まれる[2]東北大学文学部宗教学科卒業[3][4]。同大学院博士課程修了[3][4]東北大学講師[4]、宮城学院女子大学教授[3]、学長[3]。1988年『砂漠の修道院』で日本エッセイストクラブ賞受賞[5]

著書

[編集]
  • 『レバノンの白い山 古代地中海の神々』未来社 1976
  • 『聖書の起源』講談社現代新書 1976。ちくま学芸文庫 2010
  • 『治癒神イエスの誕生』小学館創造選書 1981。ちくま学芸文庫 2010
  • 『聖書物語』岩波ジュニア新書 1982
  • 『砂漠の修道院』新潮選書 1987。平凡社ライブラリー 1998
  • 『聖書小事典』岩波ジュニア新書 1993
    • 『読む聖書事典』ちくま学芸文庫 2015
  • 『失われた風景 日系カナダ漁民の記録から』未来社 1996
  • 『死者と生者のラスト・サパー』朝日新聞社 2000(自伝的エッセイ)
    • 『死者と生者のラスト・サパー 死者を記憶するということ 河出書房新社 2012
  • 『聖書を読み解く 物語の源流をたどって』PHPエディターズ・グループ 2007
  • 聖母マリア崇拝の謎 「見えない宗教」の人類学』河出ブックス 2010
  • 『黒い海の記憶――いま、死者の語りを聞くこと』岩波書店 2013

共著編

[編集]
  • 『図説聖書物語 旧約篇』山形美加共著 河出書房新社(ふくろうの本) 2001
  • 『図説聖書物語 新約篇』山形美加共著 河出書房新社(ふくろうの本) 2002
  • 『宗教のキーワード集 この1冊で世界がわかる 三木紀人共編 學燈社 2005
  • 『3・11以後この絶望の国で 死者の語りの地平から』西谷修共著 ぷねうま舎 2014

翻訳

[編集]
  • J.A.T.ロビンソン『からだの神学 パウロ神学の研究』日本基督教団出版部 1964
  • 『聖書の伝承と様式 キリスト教の起源』(訳編)未来社 1967
  • カレン・L.キング『マグダラのマリアによる福音書 イエスと最高の女性使徒』新免貢共訳 河出書房新社 2006

脚注

[編集]
  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ a b こころフォト~忘れない~(山形孝夫さん)|NHK”. www.nhk.or.jp. 2021年10月18日閲覧。
  3. ^ a b c d 山形孝夫(筑摩書房)”. www.chikumashobo.co.jp. 2021年10月18日閲覧。
  4. ^ a b c 山形孝夫 | 人名事典 | お楽しみ | PHP研究所”. www.php.co.jp. 2021年10月18日閲覧。
  5. ^ 山形 孝夫|著者|河出書房新社”. www.kawade.co.jp. 2021年10月18日閲覧。