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屈巣沼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
川里中央公園の弁天池(2012年10月)

屈巣沼(くすぬま)[1]は、埼玉県鴻巣市川里地区)に所在していたである。

概要

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この屈巣沼はかつて現在の鴻巣カントリークラブ(ゴルフ場)や川里中央公園周辺に所在していた自然沼であった。沼の北側周辺には北北西より南南東へと野通川が流下しており、屈巣沼の東方にて屈巣沼からの悪水堀が野通川へと流下していた。この沼は江戸期1728年享保13年)に井沢弥惣兵衛を中心として掘り上げ田ホッツケ)として開発され、昭和後期まで水田湿田)として利用されてきた。また掘り潰れ(掘割)では早い時期から漁業が営まれており、1906年明治39年)の時点において「屈巣沼区画漁業組合」が存在していた。1976年昭和51年)に屈巣沼および屈巣沼の掘り上げ田はゴルフ場として開発され、掘り上げ田は姿を消した。沼の小字は「網張」・「弁天」・「水尾堀」・「沼尻」などであった。なお、屈巣沼の一部は弁天池(資料によっては「弁天沼」とも[2])として川里中央公園内に所在している。

所在地

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屈巣沼は上記の複数地名にまたがり所在していた。

関連項目・周辺

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脚注・参考資料

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脚注
  1. ^ 『かわさと(76ページ)』 川里村社会科副読本編集委員会 編集 川里村教育委員会 発行 平成4年4月1日 発行
  2. ^ 『川里町史 通史編(479ページ)』 川里町教育委員会 編集 川里町 発行 平成17年8月31日 発行
参考資料
  • 『川里町史 通史編(203ページ ~ 206ページ、477ページ ~ 480ページ)』 川里町教育委員会 編集 川里町 発行 平成17年8月31日 発行

外部リンク

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