小石原焼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
小石原焼伝統産業会館

小石原焼(こいしわらやき)は福岡県朝倉郡東峰村にて焼かれる陶器。主に生活雑器が焼かれる。

1682年に、福岡藩3代藩主黒田光之伊万里から陶工を招いて窯場を開いたのが始まりである。高取焼の開祖、八山の孫、八郎も当地に移り住んで開窯した。刷毛目、飛び鉋、櫛描き、指描き、流し掛け、打ち掛けなどによって表現される独特の幾何学的な文様が特色で、素焼きを行わず、釉薬を流し掛ける。

江戸時代中期、現在の大分県日田市小鹿田村から招きを受けて陶工・柳瀬三右衛門が赴き、小石原焼の技法を伝えたため小鹿田焼とは言わば親子関係にある。なお、現在も小鹿田では柳瀬三右衛門の子孫らが窯元として残っている。

柳宗悦によって提唱された民芸運動の中で小鹿田焼が脚光を浴びた後、そのルーツである小石原も注目されるようになり、1954年昭和29年)柳やバーナード・リーチらが小石原を訪れ、「用の美の極致である」と絶賛したことで全国的に知られるようになった[1][2]。現在、窯元は56軒ある。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 陶器・ガラス製品”. 公益社団法人福岡県物産振興会. 2015年2月17日閲覧。
  2. ^ 小石原焼と民芸運動”. 東峰村ツーリズム協会. 2017年5月15日閲覧。

外部リンク[編集]