小森謙一郎

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小森 謙一郎(こもり けんいちろう、1975年 - )は、日本思想史学者、武蔵大学人文学部ヨーロッパ文化学科教授。専門は、ヨーロッパ思想史哲学ユダヤ思想史社会思想史

略歴[編集]

東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)武蔵大学人文学部ヨーロッパ文化学科教授。

著書[編集]

単著[編集]

共著[編集]

  • 『脱構築のポリティクス』(御茶の水書房) 2003
第3章「世界化時代のプロフェッション - アーレントの人間とデリダの大学」
  • 『差異化する正義』(御茶の水書房) 2004
第3章「父権制の脱構築 - エンゲルス、デリダ、コーネル」
  • 『ポスト近代の公共空間』(御茶の水書房) 2005
第5章「公共空間と技術 - 新たな革命のキック・オフ」
  • 『グローバル化する市民社会』(御茶の水書房) 2006
第7章「テクノロジーとムネモシュネ — 機械的な記憶について」
  • 『フィクション論への誘い - 文学・歴史・遊び・人間』(世界思想社) 2013
第8章「フロイトの「歴史小説」 - 『モーセという男と一神教』草稿序文を読む」
  • 『人形の文化史 - ヨーロッパの諸相から』(水声社) 2016
第7章「マネキンマリオネット - 法という名の糸についての覚書き」
  • 『人文学のレッスン』(水声社)2022

訳書[編集]

  • バシール・バシール+アモス・ゴールドバーグ編『ホロコーストとナクバ──歴史とトラウマについての新たな話法』(水声社)2023

外部リンク[編集]