小松市公会堂

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小松市公会堂
情報
正式名称 小松市公会堂
完成 1959年
開館 1959年5月13日
客席数 1078席
用途 多目的ホール、会議室
旧用途 結婚式場、展望台
運営 公益財団法人小松市まちづくり市民財団
所在地 923-0903
石川県小松市丸の内公園町32番地
位置 北緯36度24分31.3秒 東経136度26分50.4秒 / 北緯36.408694度 東経136.447333度 / 36.408694; 136.447333 (小松市公会堂)座標: 北緯36度24分31.3秒 東経136度26分50.4秒 / 北緯36.408694度 東経136.447333度 / 36.408694; 136.447333 (小松市公会堂)
最寄駅 JR北陸本線小松駅」下車、徒歩20分
最寄バス停 北鉄バス「京町停留所」下車
日本海観光バス「絵本館前停留所」・「市役所前停留所」下車
最寄IC 北陸自動車道小松IC」下車
外部リンク 公式サイト
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小松市公会堂(こまつしこうかいどう)は、石川県小松市芦城公園にある多目的ホール

歴史[編集]

1959年(昭和34年)、芦城公園内に竣工した。

2007年(平成19年)より、公益財団法人小松市まちづくり市民財団(旧:財団法人小松市施設管理公社)が指定管理者となっている[1]

2023年11月22日、小松市が公会堂を解体し、芦城公園内の敷地に未来型図書館を新設する方針を発表した。[2]

建築[編集]

設計は浦清が設立した浦建築研究所、施工は鹿島建設[3]金沢市に拠点を置いて活躍した浦建築研究所のデビュー作である。

1階ピロティの外階段が2階の階段ホール、劇場のロビーに通じる。3階は、竣工当時は結婚式場として使われていたが、のちに会議室となった。4階は現在も大会議室として使われている[4]。屋上の塔屋は地上30mの展望台として開放されていた[5]。劇場の客席数は、完成当初は1300席であったが、現在は1078席となっている[6]。舞台は間口10、奥行6間[7]。正面は全面ガラスのカーテンウォール、背後には石川県出身の洋画家宮本三郎による壁画が描かれている[4][3]

脚注[編集]

  1. ^ 概要 沿革 小松市まちづくり市民財団、2020年4月27日閲覧
  2. ^ 小松市公会堂、解体へ 築64年、跡地に図書館|社会|石川のニュース|北國新聞”. 北國新聞 (2023年11月23日). 2023年11月24日閲覧。
  3. ^ a b 『ドコノモン』p121
  4. ^ a b 『ドコノモン』p117
  5. ^ 『ドコノモン』p119-120
  6. ^ 『ドコノモン』p118
  7. ^ 小松市公会堂 施設概要”. 小松市施設管理公社. 2018年1月3日閲覧。

参考文献[編集]

  • 倉方俊輔ドコノモン日経BP、2011年12月26日、114-121頁。ISBN 978-4-8222-6064-4https://tech.nikkeibp.co.jp/kn/article/building/news/20080424/518802/ 

外部リンク[編集]