週刊ヤングマガジン

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週刊ヤングマガジン
WEEKLY YOUNG MAGAZINE
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愛称・略称 ヤンマガ、週刊ヤンマガ、YM、週刊YM
ジャンル 漫画雑誌
読者対象 青年男性
刊行頻度 週刊(月曜日発売)[1]
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 324円(税別)
出版社 講談社
編集部名 ヤングマガジン編集部
刊行期間 1980年 - 刊行中
発行部数 36万部(2018年1月 - 3月[2]日本雑誌協会調べ)
レーベル ヤンマガKC
姉妹誌 月刊ヤングマガジン
ウェブサイト 公式サイト

週刊ヤングマガジン』(しゅうかんヤングマガジン)は、講談社が発行する週刊漫画雑誌。ジャンルは青年漫画1980年6月23日創刊。略称は「ヤンマガ」、「週刊ヤンマガ」、「YM」、「週刊YM」。創刊時編集長は宮原照夫。発売日は毎週月曜日。掲載作品の単行本は、ヤングマガジン系列専用の総合レーベル「ヤンマガKC」より刊行されている。

姉妹誌として、『月刊ヤングマガジン』(隔月刊誌『別冊ヤングマガジン』より2009年にリニューアル)がある。現行の増刊誌として、2014年9月5日創刊の『ヤングマガジンサード』がある。過去に発行されていた増刊については「増刊号」節、姉妹誌については「姉妹誌」節、漫画アプリ及びWEBコミックサイトについては「漫画アプリ・WEB連載」節を参照。

概要[編集]

1968年、『週刊少年マガジン』編集部の内田勝宮原照夫らは講談社に青年漫画誌の創刊を提案していたが却下されていた。同年、小学館から『ビッグコミック』が創刊される。その後を追う形で講談社は1973年に『週刊現代』の増刊号として『劇画ゲンダイ』を創刊するが、一般週刊誌を作っていた『週刊現代』編集部に漫画制作のノウハウが無かったため、同年のうちに休刊する。

1978年、『週刊少年マガジン』の編集長を退任した宮原に、新しい青年漫画誌を創刊するよう辞令が出る。準備期間を経て1980年、『ヤングマガジン』が創刊。当初は月2回刊(第2・第4月曜日)だったが、1989年8号から週刊化された。

上記の通り、『週刊少年マガジン』とは関連性があり、しげの秀一木多康昭藤沢とおるなど同社他誌の主力漫画家や岡本倫花沢健吾など他社デビューの漫画家を積極的に起用するなど共通点がある。また、『週マガ』の予告を掲載している。

2015年1月5日には電子書籍版の配信が開始される[3]。ただし、グラビアページなどは一部未収録となっており、紙版と同一の内容ではない。それゆえ、表紙の絵柄も紙版が巻頭カラーのグラビアを飾るグラドルや女性タレントが中心となっているのに対し、電子書籍版では巻頭カラーを飾る漫画作品が中心となっている。

特徴として、性描写を含む作品や、ヤクザやギャンブルなどの裏社会を描いた作品が多い。

事件[編集]

発売前の2013年7号において、当時AKB48のメンバーの河西智美の写真に不適切な表現があったとして、2013年1月12日に発売予定だった同年7号の問題の写真部分のみを修正した上で翌週の1月21日に2013年8号として発売するという措置が取られたため、同年の7号は欠番となった[4]。しかし、発売中止だった7号が一部流通してしまい、自主回収の措置を執った。問題の写真部分は児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律に抵触する恐れが指摘されていた[5]。ちなみに立件は見送られている[6]

連載中の作品[編集]

以下、2018年10月15日(2018年46号)現在連載中の作品。月1連載作品や不定期連載作品、短期集中連載作品、休載中も含む。

作品名 作者(作画) 原作など 開始号 備考
みなみけみなみけ さくらは こはる桜場コハル 2004年14号 隔週連載
さいこめとらあサイコメトラー あさき まさし朝基まさし(漫画) あんとう ゆうま安童夕馬(原作) 2011年21・22合併号 『サイコメトラーEIJI』の続編
休載中
はんつうとらつしゆハンツー×トラッシュ こはやし ひよここばやしひよこ 2012年34号 不定期連載
ほりつくれい×××HOLiC・戻 くらんふCLAMP 2013年14号 『×××HOLiC』の続編
休載中
けんかかきよう喧嘩稼業 きた やすあき木多康昭 2014年2・3合併号 『喧嘩商売』の続編
不定期連載(主に隔々週連載)
はれこんハレ婚。 のんNON 2014年30号 eヤングマガジン』との並行連載
ひかんしまよんしゆうはちにちこ彼岸島 48日後… まつもと こうし松本光司 2014年38号 『彼岸島』シリーズの続編
さふあふるザ・ファブル みなみ かつひさ南勝久 2014年49号
せんこくこんへえセンゴク権兵衛 みやした ひてき宮下英樹 2015年50号 『センゴク』シリーズ最終章
あるきめてすのたいせんアルキメデスの大戦 みた のりふさ三田紀房 2015年52号
てしなせんはい手品先輩 あすアズ 2016年13号 当初は通常連載
2017年41号から隔号連載
後に2018年38号にて連載再開
せふんすたあめんそおるSEVEN☆STAR MEN SOUL やなうち たいしゆ柳内大樹 2016年33号 『セブン☆スター』の続編
おとこめし侠飯〜おとこめし〜 さつみ ゆう薩美佑(漫画) ふくさわ てつそう福澤徹三(原作) 2016年38号
おりしんORIGIN ほういちBoichi 2016年40号
しちにんのしえいくすひあのんさんすとろいくと7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT はろると さくいしハロルド作石 2017年2・3合併号 『7人のシェイクスピア』のリメイク作品
いちにちかいしゆつろくはんちよう1日外出録ハンチョウ うえはら もとむ上原求(漫画)
あらい かすや新井和也(漫画)
ふくもと のふゆき福本伸行(協力)
はきわら てんせい萩原天晴(原作)
2017年4・5合併号 『カイジ』シリーズのスピンオフ作品
隔週連載
そうなんてすかソウナンですか? さから りりさがら梨々(漫画) おかもと けんたろう岡本健太郎(原作) 2017年6号 当初は通常連載
途中から隔号連載
おわつたまんかか終わった漫画家 ふくみつ しけゆき福満しげゆき 2017年13号
さたのふあにサタノファニ やまた よしのふ山田恵庸 2017年15号
はられるはらたいすパラレルパラダイス おかもと りん岡本倫 2017年16号 eヤングマガジン』との並行連載
なんてここにせんせいかなんでここに先生が!? そほ ろう蘇募ロウ 2017年21号 「ゴールデンタイムズ」から改題して継続。
当初は短期集中連載
2017年21号から完全連載
のいんNeuN たかはし つとむ高橋ツトム 2017年25号 読切から連載化
当初は月1連載
2018年40号から隔週連載
まいほおむひいろおマイホームヒーロー あさき まさし朝基まさし(漫画) やまかわ なおき山川直輝(原作) 2017年26号
はしりすくおうかにんほうちようバジリスク 〜桜花忍法帖〜 しひら たつやシヒラ竜也(漫画) やまた せいき山田正紀(原作)
せかわまさきせがわまさき(キャラクター原案)
2017年34号 『桜花忍法帖 バジリスク新章』のコミカライズ
えむえふこおすとMFゴースト しけの しゆういちしげの秀一 2017年40号 頭文字D』の続編
とはくたてんろくかいしにしゆうよんおくたつしゆつへん賭博堕天録カイジ 24億脱出編 ふくもと のふゆき福本伸行 2017年42号 『カイジ』シリーズの続編
サイクル連載(3勤1休連載)
こはやししようねんとふていのかいしん小林少年と不逞の怪人 かみしよう あきみね上条明峰(漫画) えとかわ らんほ江戸川乱歩(原作) 2017年52号 読切から連載化
ほくはとこから僕はどこから いちかわ まさ市川マサ 2018年7号
へんなちしきにくわしいかのしよたかゆかしきそうこさん変な知識に詳しい彼女 高床式草子さん おはなちやんおはなちゃん 2018年8号
しんあいなるほくへさついをこめて親愛なる僕へ殺意をこめて いとう しようた伊藤翔太(漫画) いのりゆう はしめ井龍一(原作) 2018年23号
おつとのちんほかはいらない夫のちんぽが入らない ことう ゆきこゴトウユキコ(漫画) こたまこだま(原作) 2018年25号 同エッセイのコミカライズ
途中から月1連載
わたしのしようねん私の少年 たかの ひとみ高野ひと深 2018年26号 月刊アクション』(双葉社)より移籍
月1連載
えすとのそうくうSとの遭遇 にしわたり まき西渡槇 2018年33号
あんたあにんしやアンダーニンジャ はなさわ けんこ花沢健吾 2018年34号 当初は通常連載
2018年39号から隔週連載
ふしみのとつこうへい不死身の特攻兵 生キトシ生ケル者タチヘ あすま なおき東直輝(漫画) こうかみ なおし鴻上尚史(原作) 2018年36・37合併号 同小説のコミカライズ
きんくほとむKING BOTTOM ひの たかひろ樋野貴浩 2018年45号
きやるときようりゆうギャルと恐竜 とみむらこたトミムラコタ(漫画) もり もりこ森もり子(原作) 2018年46号

過去の連載作品[編集]

あ行[編集]

か行[編集]

さ行[編集]

た行[編集]

な行[編集]

は行[編集]

ま行[編集]

や行[編集]

ら行[編集]

わ行[編集]

発行部数[編集]

  • 2004年(2003年9月 - 2004年8月) 1,044,489部[7]
  • 2005年(2004年9月 - 2005年8月) 1,012,209部[7]
  • 2006年(2005年9月 - 2006年8月) 998,198部[7]
  • 2007年(2006年9月 - 2007年8月) 981,229部[7]
  • 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 940,817部[7]
  • 2011年(2010年10月 - 2011年9月) 725,235部(印刷証明付部数)[8]
  • 2012年(2011年10月 - 2012年9月) 665,407部(印刷証明付部数)[9]
  • 2013年(2012年10月 - 2013年9月) 607,920部(印刷証明付部数)[2]
発行部数(2008年4月以降、単位:部)[10]
1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008年 937,500 部 914,584 部 881,667 部
2009年 863,500 部 843,342 部 839,542 部 838,400 部
2010年 820,334 部 793,834 部 778,917 部 762,455 部
2011年 739,584 部 707,834 部 694,167 部 686,667 部
2012年 677,500 部 657,625 部 639,834 部 634,584 部
2013年 617,084 部 608,750 部 576,500 部 558,182 部
2014年 545,077 部 533,334 部 512,917 部 475,455 部
2015年 453,077 部 445,000 部 430,000 部 420,000 部
2016年 420,000 部 415,000 部 407,367 部 406,943 部
2017年 396,235 部 390,000 部 386,542 部 383,250 部
2018年 367,542 部 353,208 部

増刊号[編集]

1980年代から1990年代には増刊号が不定期で発行されていた。 2000年代以降には、『ヤングマガジンアッパーズ』『月刊ヤングマガジン』などの姉妹誌が存在する為、『ヤングマガジンGT』など単発企画中心の増刊号が発行された。姉妹誌の『ヤングマガジンアッパーズ』との合同企画として「スポ増」「妹増」なども発行された。 2010年代に入ってからは、「GAG増刊」[11][12]、『ヤングマガジンサード』が発行されている。

ヤングマガジン海賊版[編集]

1986年から1995年頃まで不定期に刊行されていた増刊号[13]。「海賊版」と銘打ってはいるが、講談社によって正規に発行された漫画雑誌である。第1号は1986年4月14日[要出典]

海賊版の掲載作品[編集]

ヤングマガジン増刊黒ブタルーキー号[編集]

1988年から1993年まで発行された増刊号[14]

黒ブタルーキー号の掲載作品[編集]

ヤングマガジンGT[編集]

1991年から不定期刊行された増刊号。2000年に「新増刊」として第1号からの通巻となっている。

ヤングマガジンGTの掲載作品[編集]

ヤングマガジン増刊エグザクタ[編集]

1993年から1995年まで発行された増刊号[16]

ヤングマガジン増刊ダッシュ[編集]

1993年から不定期刊行された増刊号。

増刊ダッシュの掲載作品[編集]

ヤングマガジン増刊赤BUTA[編集]

1995年から1999年まで発行されたまで不定期に刊行されていた増刊号。新人作家による短編読み切り作品を中心に掲載。

増刊赤BUTAの掲載作品[編集]

ヤングマガジン増刊青BUTA[編集]

1998年から1999年まで発行された不定期に刊行されていた増刊号。新人作家による短編読み切り作品を中心に掲載。

増刊青BUTAの掲載作品[編集]

ヤングマガジンサード[編集]

2014年に創刊された増刊の月刊誌[17]

姉妹誌[編集]

ヤングマガジンアッパーズ[編集]

1998年創刊、2004年休刊。

別冊ヤングマガジン[編集]

1999年創刊、2009年休刊。リニューアル後継誌は『月刊ヤングマガジン』。

月刊ヤングマガジン[編集]

2009年創刊。『別冊ヤングマガジン』のリニューアル後継誌。

漫画アプリ・WEB連載[編集]

eヤングマガジン[編集]

2015年12月18日に『ヤングマガジン海賊版』からリニューアル。エブリスタとの共同運営。略称は「eヤンマガ

eヤンマガの連載中作品[編集]

eヤンマガの連載終了作品[編集]

コミックDAYS[編集]

2018年3月1日開設。講談社の漫画アプリ及び同名のウェブコミックサイト。

新人賞[編集]

  • ちばてつや賞「ヤング部門」
  • 月間新人漫画賞 - 創刊当初より開催されており、2010年4月期には通算360回[19]を超え、現在も継続中[20]

脚注[編集]

  1. ^ 基本的に月曜日発売。ただし、月曜日が祝日の際は土曜日発売となる。
  2. ^ a b 社団法人 日本雑誌協会 - JMPAマガジンデータ - 男性 コミック - 一般社団法人日本雑誌協会(2014年2月7日時点のアーカイブ)
  3. ^ 講談社、全漫画雑誌を紙と同時に電子化へ 「ヤングマガジン」など3誌からスタート”. ITmedia NEWS (2015年1月5日). 2017年3月9日閲覧。
  4. ^ ヤンマガ最新号の発売が1月21日に延期、誌面修正のため”. コミックナタリー. 2013年1月12日閲覧。
  5. ^ AKB河西さん写真集、発売白紙に 男児の手で胸覆う”. 朝日新聞. 2013年1月12日閲覧。[リンク切れ]
  6. ^ 「児ポ法に触れる!」ビッグダディ三姉妹グラビア、教育委員会から厳重注意!?サイゾーウーマン・2013年10月18日、2013年11月2日観覧
  7. ^ a b c d e 社団法人日本雑誌協会JMPAマガジンデータによる該当期間中に発売された雑誌1号当たりの平均印刷部数。
  8. ^ 社団法人 日本雑誌協会 - JMPAマガジンデータ - 男性 コミック - 一般社団法人日本雑誌協会(2012年10月14日時点のアーカイブ)
  9. ^ 社団法人 日本雑誌協会 - JMPAマガジンデータ - 男性 コミック - 一般社団法人日本雑誌協会(2013年6月15日時点のアーカイブ)
  10. ^ 社団法人日本雑誌協会
  11. ^ コミックナタリー - ヤンマガGAG増刊にミサワら新作!押切蓮介「でろでろ」も - コミックナタリー(2014年6月12日閲覧)
  12. ^ ヤンマガGAG増刊部 (yanmaga_gag) - Twitter
  13. ^ 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 1988 - Young magazine 海賊版 (講談社) - 国立国会図書館サーチ(2014年6月10日閲覧)
  14. ^ 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 1988 - Young magazine 黒ブタルーキー号 : ヤングマガジン増刊 (講談社) - 国立国会図書館サーチ(2014年6月10日閲覧)
  15. ^ a b c d かたおかみさお セミオフィシャル 作品一覧(2014年6月12日閲覧)
  16. ^ 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 1993 - エグザクタ (講談社) - 国立国会図書館サーチ(2014年6月10日閲覧)
  17. ^ WEBヤンマガ - ヤングマガジン公式サイト - ヤングマガジン The 3rd - データなし(2014年8月28日時点のインターネットアーカイブ
  18. ^ http://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000014996
  19. ^ 講談社コミックプラス ヤングマガジン - 月刊新人漫画賞 - 過去の受賞作 - 2010年4月期第360回(2014年6月12日閲覧)
  20. ^ 講談社コミックプラス ヤングマガジン - 月刊新人漫画賞(2014年6月12日閲覧)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]