和田洋一 (スクウェア・エニックス)

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わだ よういち
和田 洋一
生誕 (1959-05-28) 1959年5月28日(59歳)
別名 ハウジングおじさん
プレジデント神羅
出身校 東京大学

和田 洋一(わだ よういち、1959年5月28日 - )は、日本実業家スクウェア・エニックス及びタイトーの代表取締役社長を歴任。2018年10月現在はメタップス取締役、ワンダープラネット[1]社外取締役、マイネット社外取締役。

来歴・人物[編集]

愛知県立千種高等学校卒業。東京大学法学部卒業。 1984年4月、野村證券入社。 2000年4月、株式会社スクウェア入社。同年6月取締役兼CFO、2001年8月代表取締役COO、同年12月代表取締役社長兼CEOに就任。

株式会社スクウェアと株式会社エニックスの合併に伴い、2003年4月から株式会社スクウェア・エニックスの代表取締役社長に就任。2008年10月よりスクウェア・エニックス・ホールディングスへの体制変更に伴い、同社代表取締役社長に就任。その後、主にFF開発チームの優秀なクリエイターを大量解雇するというゲーム開発の歴史に残る暴挙を犯す。直後は大量の解雇により会社が黒字を叩き出し、よくわかってない株主から賛辞を受けるものの以降その影響により本人が認める通りに激しい開発力低下を起こし、FFシリーズの大きな品質低下を招いて再生不可能な状態に陥り現在に至る。2013年3月期の業績が最終益130億円の赤字となった責任を取り、2013年6月に辞任[2][3]。その後事業会社のスクウェア・エニックスの取締役会長を2015年6月まで務めた。2009年度から義務付けられた役員報酬の開示制度では、報酬額2億400万円であることが公表された。その後和田洋一が大量に解雇したスタッフにまた戻ってもらえるように会社側が働きかけたが戻るスタッフはほとんどいない状態であった。現在のFFチームはもう過去の優秀だったFFシリーズを開発したチームとは顔ぶれも開発力も全く違うものであり、その最大の戦犯が和田洋一とされる。

2006年から2012年まで社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)会長を務めた。また、経団連著作権部会長(2006年 - 2013年)、コンテンツ・日本ブランド専門調査会の委員(2007年 - 2009年)なども歴任[4]

2011年以降、『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』のインターネットライブに度々出演し、そのたびにハウジング(ゲーム中のプレイヤーが所有できる住宅システム)周りの資料を持ってくることから、ついには同作プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹から「ハウジングおじさん」の名前を賜った(後に正式な肩書になり、スタッフロールでは「Mr. Housing」とクレジットされている)。

2014年9月、スクエニHD傘下の海外子会社で、クラウドゲーミング企業であるShinra Technologies, Inc. 並びに日本子会社であるシンラ・テクノロジー・ジャパンを立ち上げ、社長に就任。 新たなクラウドゲーミングの展開が注目されたが、2016年1月、資金調達の不調により事業継続が断念され、Shinra Technologies, Inc. 並びにシンラ・テクノロジー・ジャパンは解散されることとなり退任した[5][6][7]。なお、シンラ・テクノロジー・ジャパンは2016年7月15日に特別清算開始決定を受けている[8]。およそ16年携わってきたスクウェア・エニックスグループからも完全に離れる。

2015年5月にメタップスの社外取締役に就任。

2016年4月、藍綬褒章を受章[9]

2016年8月にワンダープラネットの社外取締役に就任[10]

2018年3月にマイネットの社外取締役に就任

脚注[編集]

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  1. ^ ワンダープラネット、スクウェア・エニックス 元社長の和田洋一氏が取締役に就任〜さらに、執行役員制度導入により経営体制を一層強化〜、ワンダープラネット 2016年8月31日付けプレスリリース
  2. ^ “スクエニHD、赤字転落で和田社長が6月に引責辞任 松田氏が後継社長に”. 産経新聞. (2013年3月26日). http://www.sankei.com/economy/news/130326/ecn1303260013-n1.html 
  3. ^ “スクエニ最終赤字130億円、13年3月期 和田社長が退任”. http://www.nikkei.com/article/DGXNASGD26045_W3A320C1TJ0000/ 2014年11月6日閲覧。 
  4. ^ ブログ「黒川文雄の『帰ってきた!大江戸デジタル走査線』」2014-01-08
  5. ^ 【特別企画】シンラ・テクノロジーが目指す“スーパーコンピューターゲーミング”とは何か?
  6. ^ 子会社の解散及び特別損失の計上に関するお知らせスクウェア・エニックス・ホールディングス 2016年1月6日
  7. ^ 和田洋一氏率いるシンラ・テクノロジーが解散。スクウェア・エニックス・ホールディングスは約20億円の特損を計上4Gamer.net 2016年1月6日
  8. ^ 大型倒産速報 シンラ・テクノロジー・ジャパン東京商工リサーチ 2016年7月27日
  9. ^ スクウェア・エニックス・ホールディングス/スクウェア・エニックス元社長 和田洋一氏「藍綬褒章」受章のお知らせ スクウェア・エニックス 2016年4月28日
  10. ^ 会社概要・沿革”. ワンダープラネット株式会社. 2017年2月21日閲覧。

関連記事[編集]

  • 「そろそろ語ろうか」[1]
  • 「CEDEC2006基調講演」[2]
  • 「TGS2006基調講演」[3]

外部リンク[編集]


先代:
本多圭司
スクウェア・エニックス・ホールディングス(旧エニックス)社長
2003年 - 2013年
次代:
松田洋祐
先代:
西垣保男
タイトー社長
2006年 - 2013年
次代:
飯澤幸雄
先代:
辻本憲三カプコン
CESA会長
第3代: 2006年 - 2012年
次代:
鵜之澤伸バンダイナムコホールディングス
  1. ^ そろそろ語ろうか(其の壱)” (日本語). www.facebook.com. 2018年10月20日閲覧。
  2. ^ Inc., Aetas. “[CEDEC 2006#01]CEDEC 2006開幕。スクウェア・エニックス和田社長が語る「国内ゲーム業界の今後」” (日本語). https://www.4gamer.net/games/032/G003263/20060830192357/ 2018年10月20日閲覧。 
  3. ^ 東京ゲームショウ2006・基調講演、和田洋一CESA会長、ゲーム産業の第2ステージに向かい質的変換を求める”. game.watch.impress.co.jp. 2018年10月20日閲覧。