和氣健二郎

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和氣 健二郎
人物情報
生誕 1932年????
日本の旗 日本
出身校 大阪市立大学
学問
研究分野 医学解剖学(組織学)
研究機関 大阪市立大学東京医科歯科大学
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和氣 健二郎(わけ けんじろう、1932年 - )は、日本医学者。専門は組織学東京医科歯科大学名誉教授。日本人として初めてヨーロッパ肝臓学会International Recognition Awardを受賞した。

経歴[編集]

1952年大阪府立大手前高等学校を卒業[1]。1958年大阪市立大学医学部を卒業。大阪市立大学大学院医学研究科へ進学後、第一解剖学の鈴木清教授に師事し[2]、1963年に大阪市立大学で医学博士の学位を取得した[3]

卒業後は、母校である大阪市立大学解剖学助教授を経て、1976年より東京医科歯科大学医学部解剖学教授。1998年定年退官、東京医科歯科大学名誉教授[4]。大阪市立大学大学院医学研究科第一解剖学客員教授[5]ミノファーゲン製薬顧問なども務めた[6]。2017年、大阪市立大学名誉博士[7]

受賞・栄典[編集]

研究内容・業績[編集]

  • 専門は組織学[4]肝臓の星細胞に関する研究業績が評価されている。

著書[編集]

  • 『人体器官の構造と機能』講談社 1982年
  • 『細胞と組織の地図帳』講談社 2003年

脚注[編集]