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和久井冬麦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
和久井 冬麦
生誕 (1994-07-29) 1994年7月29日(30歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都
ジャンル クラシック
職業 ピアニスト
担当楽器 ピアノ
公式サイト 公式サイト

和久井 冬麦(わくい むぎ、1994年7月29日[1] - )は、日本ピアニスト東京都出身。

略歴

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  • 1994年7月東京生まれ。3歳から遠藤恵眞子氏(鈴木メソッド)の元でピアノレッスンを受ける。
  • 1999年、ウィーンに渡り、史上最年少5歳でウィーン国立音楽大学予備科入学。エリザベート・ヴァイスハール・ドヴォラック教授に師事。
  • 2000年9月、ウィーン・サクレクール小学校(Sacre Coeur Volksschule)に入学。
  • 2001年8月、インターナショナル ウィーン・ピアニステンコンクール0~13歳部門2位受賞。
同年10月、ドイツの第65回スタインウェイコンクール0~10歳部門3位受賞。
  • 2002年3月、オーストリア青少年音楽コンクール(プリマ・ラ・ムズィカ)7~8歳部門1位受賞。コンツェルトハウスにてショパンのノクターンを演奏。
同月、東京の外人記者クラブでヴァイオリニスト天満敦子氏と『小さなピアニストと大きなヴァイオリニスト』コンサート、10月にウィーンでウィーン・SAKURA室内管弦楽団(指揮・浜津清仁)とハイドンのピアノ協奏曲の演奏。
  • 2004年3月、プリマ・ラ・ムズィカ9~10歳部門1位。ベーゼンドルファー賞受賞。コンツェルトハウスにてベートーヴェンのソナタを演奏。
8月、八ヶ岳高原音楽堂で『小さなピアニストとヴァイオリニスト-高原のホームコンサート』に出演。
9月、ウィーン・サクレクール・ギムナジウム(Sacre Coeur Gymnasium)入学。
10月、ウィーンカラヤンセンターにてライオンズクラブ主催の演奏会に出演。
ウィーン・SAKURA室内管弦楽団の独奏者として招かれ、11月にウィーン・ヤマハコンサートホール、12月にはトッパンホールでモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏。
12月、東京・青山にて国際ボランティア団体 『メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン ハートフルコンサート』に出演。
  • 2005年3月、ベーゼンドルファー主催ウィーン・ベーゼンドルファー・サロンコンサートに出演。
4月25日にウィーン楽友協会ブラームスザールにて巨匠ヴォルフガング・ガブリエル氏の指揮する『ウィーン・シューベルトアンサムブル』と共演。モーツァルトのピアノ協奏曲を演奏。
オーストリア国営TV(ORF)「ようこそオーストリアへ(Willkommen Österreich)」に出演。12月、ベーゼンドルファー・サロンコンサートに出演。
12月26日、東京・青山で開催された国際ボランティア団体『メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン ハートフルクリスマスコンサート』に出演。
  • 2006年2月2日、東京・かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールで開催されたW.A.モーツァルト2006フェスティバル『モーツァルト生誕250周年コンサート』に出演。川本統脩氏指揮モーツァルトフィルハーモニー管弦楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲第12番イ長調KV411を共演。
4月、2007年公開の映画『神童』の主人公“うた”のピアノ演奏吹き替えを担当。モーツァルトのピアノ協奏曲第20番、ピアノソナタ イ短調KV310、メンデルスゾーンの無言歌「春の歌」、クラムボンミトが書き下ろしたオリジナル曲等を収録。
12月、モーツァルト2006フェスティバルのファイナルコンサートに出演し、鈴木織衛氏指揮モーツァルトフィルハーモニー管弦楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調KV466を共演。
  • 2007年3月、『メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン ハートフルコンサート』に出演。
同月、映画『神童』プレミア試写会(於 TOKYO FMホール)でピアノ演奏を披露。
講談社より『ピアニスト・和久井冬麦~音楽の神様に愛された少女~(著者 伊藤綾野)』が出版された。
4月、『とくダネ!(フジテレビ)』『たけしの誰でもピカソ(テレビ東京)』『めざましテレビ(フジテレビ)』『ぴあのピア(NHK)』『WHAT'S ON JAPAN(NHK国際放送)』等テレビ番組に出演。
5月から6月にかけて、2007年ウィーン芸術週間の一環として開催されている『シューベルティアーデ演奏会(主催 ウィーン・シューベルト協会)』に出演。
8月10日、テレビ信州『リアルタイム』、8月12日、日本テレビ系『24時間テレビ30 愛は地球を救う 人生が変わる瞬間』に生出演し、演奏を披露。
8月24日、『和久井冬麦 ピアノの夕べ(主催:テレビ信州/信濃毎日新聞社)』が長野県県民文化会館にて催され、バッハ、モーツァルト、ショパンといったクラシック主要演目の他、映画『神童』のリプリソングも演奏。
  • 2008年2月、『和久井冬麦ピアノ・コンサート』が名古屋しらかわホール(主催:中京テレビ放送)とシューベルトサロン高崎(主催:ピアノプラザ群馬)にて開催され、また紀尾井ホールでも『ヴァレンタインコンサート 小さなピアニストと大きなヴァイオリニスト』が催され、ヴァイオリン奏者天満敦子氏と共演。更に『第4回メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン ハートフルコンサート』に出演。
同年夏に高崎シューベルトサロン(主催:ピアノプラザ群馬)、長野県伊那市生涯学習センターホール(主催:NPO法人クラシックワールド)、軽井沢大賀ホール(主催:信濃毎日新聞社)にてピアノリサイタルを開催。
11月19日、ウィーン・ベーゼンドルファーザール(主催:ベーゼンドルファー社)にてソロリサイタルを開催。
12月25日、第五回メイクアウィッシュハートフルコンサートに出演。
12月27日、伊那市生涯学習センターにてピアノコンサート及び映画『神童』上映会に出演。
  • 2009年3月28日、ウィーンにて『インペリアル・クラシックコンサートシリーズ』に出演し、ウィーン・インペリアル・オーケストラとモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を共演。
群馬県民会館(4月10日)、長野県県民文化会館(4月11日)、愛知芸術劇場(4月12日、スーパークラシックコンサート2009)にて巨匠ゲオルグ・マルク指揮によるロイヤル・チェンバー・オーケストラと共演。
  • 2013年7月30日、長野県伊那市にて『和久井冬麦~オーケストラと奏でる~』に出演し、ハイドンやモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏した後、学業に専念し、Matura(オーストリア大学受験資格試験)を受験する為、公開演奏会活動を一時休止。

脚注

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  1. ^ 公式サイト内"冬麦の日記"

外部リンク

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