勝山実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

勝山 実(かつやま みのる、1971年12月4日 - )は、日本の男性。自らを「ひきこもり名人」と称して講演や執筆活動をしている。

経歴[ソースを編集]

神奈川県横浜市出身、在住。親の期待に応えるため名門高校に進学するが中退し、ひきこもり生活に入る[1]。完全に外出しないような引きこもりだったわけではなく、何度かアルバイト(郵便配達[2]・おでん工場[3])などを経験した。両親との争いがあり、特に母親からは虐待を受けていた[4]。カウンセリングを受けたこともあるが効果が出ず、18万円を失った[5]

2001年に著書『ひきこもりカレンダー』を発表する。勝山は原稿をメールのみで編集者とやり取りした[6]。『ひきこもりカレンダー』はひきこもりの「生の声」を世間に主張した著作として複数のマスメディアに取り上げられるなど一定の注目を浴びた。

その後はひきこもり問題に詳しい精神科医の斎藤環との対談[7]新宿ロフトプラスワンで開かれたひきこもりをテーマとしたトークイベントにゲスト出演。週刊金曜日マガジンハウスビッグイシューなどから取材を受け、中央公論文藝春秋婦人公論などにエッセイを寄せるなど精力的な活動をするが、2004年以降は誰からも相手にされなくなったと語っている。

2009年5月から11月までNPO法人「全国不登校新聞社」が発行している『Fonte』(フォンテ)にコラム『安心ひきこもりライフ』を連載した[8](全12回)。

2011年には10年ぶりとなる著書『安心ひきこもりライフ』(太田出版)を発表する。

現在はブログを更新したり、講演活動などを行っている。また、神奈川県の引きこもり支援サイト「ひき☆すた」の設立・運営にも携わっている[9]

著作[ソースを編集]

脚注[ソースを編集]

  1. ^ 「ひきこもりカレンダー」22頁
  2. ^ 「ひきこもりカレンダー」156頁
  3. ^ 「ひきこもりカレンダー」151頁
  4. ^ 「ひきこもりカレンダー」20頁
  5. ^ 「ひきこもりカレンダー」108頁
  6. ^ ほぼ日刊イトイ新聞 担当編集者は知っている。2001年
  7. ^ 「ひきこもりカレンダー」165頁
  8. ^ 「安心ひきこもりライフ」229頁
  9. ^ ひきこもり若者支援サイト「ひき☆スタ」 神奈川県公式サイト

外部リンク[ソースを編集]